近年、企業活動やマーケティング活動で活用されている“ライブ配信”。しかし、本格的なライブ配信を行うためにはカメラのほかパソコンやモニターといった外部機器が必要であり、また配信のための設定が煩雑な場合も。

こうした課題を解決するのが、中国YoloLiv社のモバイルライブストリーミングエンコーダー「YoloBox Ultra」。

高品質なライブ配信を実現するために必要な「エンコーダー」、映像を切り替える「スイッチャー」、映像を確認する「モニター」、映像を記録する「レコーダー」が一体型となったYoloBoxシリーズの最上位モデルだ。

外部機器や面倒な設定は不要!「YoloBox Ultra」で即配信

11月15日に国内販売されたYoloBox Ultraは、カメラさえあれば、すぐにどこからでもライブ配信できるモバイルライブストリーミングエンコーダーだ。

エンコーダー、スイッチャー、モニター、レコーダーが一体となっているため、パソコンやモニターといった外部機器や配信のための面倒な設定は不要。内蔵バッテリー駆動のため電源の引き回しを考える必要もない。

YoloBox Ultraの注目すべき特徴として挙げられるのが、NDI*1テクノロジーのシームレスな統合。NDI対応デバイスとの簡単な接続やビデオソースの拡張が可能だ。

また、IPネットワーク上での高品質な映像・音声の伝送を実現し、だれでも簡単にもプロフェッショナルなライブストリーミングができる。

*1…米国NewTek社が開発したIP利用の新しいライブビデオ制作ワークフロー支援プロトコル

4K対応の高解像度配信!

YoloBox Ultraは、4つのHDMI入力、大容量バッテリー、高輝度ディスプレイを搭載。CPUにはQualcomm Snapdragon 865を採用し、従来モデルのYoloBox Pro/Miniと比べて約2倍のパワーを実現している。

4Kストリーミングに対応し高解像度配信が可能なほか、強化された処理能力により、以前のモデルでは実現できなかったさまざまな高度なソフトウェア機能を利用できる。

縦型・横型のプラットフォームに対応

YoloBox Ultraにはデュアルモードのライブストリーミング機能があり、ユーザーは横(水平)方向と縦(垂直)方向を切り替えることが可能。Facebook、YouTube、Twitch、RTMP、Instagram、TikTokなど、縦型・横型両方のプラットフォームで配信できる。

またISO録画機能により、各HDMI入力ソースを個別に録画することも可能。たとえばライブ配信後にポストプロダクションでの編集を行ったり、さまざまなプラットフォームや形式に応じてライブコンテンツを再利用したりすることができる。

クリエイターはもちろん、企業活動やマーケティング活動でライブ配信を活用したい企業の強い味方となりそうだ。

参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000036.000024840.html

製品ページ:https://www.system5.jp/products/n_1185108

(文・Haruka Isobe