ウニオン・ベルリンが、オリバー・グラスナー氏(49)の招へいに動く可能性があるようだ。ドイツ『ビルト』が報じている。

今シーズンここまでのブンデスリーガで2勝9敗の最下位に低迷するウニオンは2018年7月の就任以降、1部昇格、カンファレンスリーグヨーロッパリーグチャンピオンズリーグとクラブ史を塗り替えた名将ウルス・フィッシャー監督との契約を双方合意の上で解除。

当面はU-19チームを率いるマルコ・グローテ監督、ブンデスリーガ史上初の女性コーチとなるアシスタントコーチマリールイーズ・エタ氏の暫定体制での戦いとなる模様だが、クラブはここからの立て直しに向けて新指揮官探しに動いているようだ。

そういったなか、有力な後任候補として昨シーズンまでフランクフルトを指揮していたオーストリア指揮官リストアップされているという。

これまで母国のLASKリンツ、ヴォルフスブルクフランクフルト指揮官を歴任してきたグラスナー氏は、ヴォルフスブルク時代にチャンピオンズリーグ出場権獲得、フランクフルトヨーロッパリーグ制覇を成し遂げた。

フランクフルトとの契約は2024年夏まで残っていたが、昨季終了後にクラブとの話し合いによって退団を決断。以降はリヨンの新指揮官候補に挙がり、サウジアラビアからオファーも届いていたが、現在もフリーの状況だ。