認定NPO法人テラ・ルネッサンス(理事長:吉田真衣、所在地:京都府京都市、以下テラ・ルネッサンス)は、上野動物園千葉市動物公園、日本モンキーセンター、京都市動物園と協働し、コンゴ民主共和国(以下コンゴ)の紛争鉱物問題の解決を支援するサービス「ケータイ for コンゴ」を実施しています。

コンゴの鉱山で働く人々の様子
回収ボックスの設置状況(提供:京都市動物園)

◯ 犠牲者540万人以上、紛争の背景にあるレアメタルなどの紛争鉱物問題

コンゴでは1998年以降の紛争で540万人以上の人々が犠牲になりました。紛争の背景にはスマホなどのIT機器を製造するうえで必要なレアメタルをはじめとする天然資源をめぐる権益争いがあります。紛争の長期化により貧困などの理由から、今も多くの人々が命と暮らしを脅かされている状況です。

◯ 「自然と平和に関心を持つきっかけになれば」テラ・ルネッサンス伊藤のコメント

「テラ・ルネッサンスではコンゴで紛争被害にあった人々を対象に職業訓練などの自立支援を実施してきました。スマホなどの回収により得られた資金は、これらの支援活動に活用させていただきます。レアメタルの再利用の促進はコンゴの紛争を抑制するだけでなく、自然破壊により個体数が減少するゴリラの保全にも通じていると思います。今回の取り組みが、自然と平和に関心を持つきっかけになると嬉しいです」

  • 各園の実施状況について

上野動物園

【実施状況】終了(回収結果:222個) 【 実施期間】2023年9月24日10月22日

回収ボックスの設置状況(提供:(公財)東京動物園協会)
回収ボックスの内側(提供:(公財)東京動物園協会)













千葉市動物公園

【実施状況】回収中 【実施期間】2023年9月24日~2024年1月30日

回収ボックスの設置状況(提供:千葉市動物公園)
担当飼育員による特別講演の様子(提供:千葉市動物公園)













・日本モンキーセンター

【実施状況】回収中 【実施期間】2023年9月24日12月24日

回収ボックスの設置状況(提供:公益財団法人日本モンキーセンター)
同園で飼育されているゴリラの「タロウ」(提供:公益財団法人日本モンキーセンター)















京都市動物園

【実施状況】回収中 【実施期間】2023年9月24日12月27日

回収ボックスの設置状況(提供:京都市動物園)
同園で飼育されているゴリラの「モモタロウ」(提供:京都市動物園)

『すべての生命が安心して生活できる社会の実現』を目的に、2001年に鬼丸昌也によって設立。現在では、カンボジアラオスでの地雷や不発弾処理支援、地雷埋設地域の生活再建支援、ウガンダコンゴブルンジでの元子ども兵の社会復帰支援を実施。また、日本国内では、平和教育(学校や企業向けの研修)や、岩手県大槌町で大槌刺し子を運営。2022年にはハンガリーウクライナにおける避難民への支援を開始。主な受賞歴:「地球倫理推進賞」(社団法人倫理研究所) 、「地球市民賞」(独立行政法人国際交流基金)、「社会貢献者表彰」(公益財団法人社会貢献支援財団)、「日経ソーシャルイニシアチブ」国際部門賞ファイナリスト(日本経済新聞社)、第4回ジャパンSDGsアワード副本部長(外務大臣)賞、第52回毎日社会福祉顕彰、第1回SDGsジャパンスカラシップ岩佐賞「平和の部」、第18回西日本国際財団アジア未来大賞、「第10回エクセレントNPO」課題解決力賞(エクセレントNPOを目指そう市民会議)、など。国連経済社会理事会特殊協議資格NGO


}名称:特定非営利活動法人テラ・ルネッサンス

所在地:京都府京都市下京区五条高倉角堺町21番地jimukinoueda bldg. 403号室

URL:https://www.terra-r.jp

理事長:吉田 真衣

設立:2001年10月31日(2014年5月30日より認定NPO法人

事業内容:『地雷』『小型武器』『子ども兵』の課題に対するアジア・アフリカでの支援活動、および国内での『平和教育』を中心とした啓発活動 など

配信元企業:認定NPO法人テラ・ルネッサンス

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