あの『テッド』のユニバーサル・スタジオが贈る最新作『スラムドッグス』が11月17日(金)より日本公開。犬が主役の映画といえば、感動的なストーリーが王道。しかしそんな定説を大きく裏切る、<愛犬家は鑑賞注意!>のオトナ向けペットコメディがついに日本に上陸します!

クソ飼い主に捨てられたワンちゃんたちが闇堕ち・・・飼い主に<仁義なき復讐>を果たすまでのドタバタ珍道中を爽快に描く本作。本作を手掛けた敏“ワン”プロデューサーには、『スパイダーマン:スパイダーバース』や『LEGO® ムービー』シリーズのフィル・ロード&クリストファー・ミラー。また、本作の主人公となるワンちゃんたちのボイスキャストには、『俺たち』シリーズのウィル・フェレル、アカデミー賞®俳優であり『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のジェイミー・フォックス、『グランド・イリュージョン』のアイラフィッシャー、『アントマン』シリーズのランドール・パークら、一流俳優たちが務めています。

犬が主役の本作の撮影にあたり、出演するワンちゃんたちの安全確保と健康維持が関係者にとっての最優先事項だったという。動物の安全確保に関するベテランの専門家ジャニス・カプートが製作に参加し、犬を起用して撮影する際のあらゆる面について助言を行っています。カプートは犬がセットにいる時は常に同行し、ヘッド・アニマル・トレーナーのマーク・フォーブスと緊密に連携を取りながら撮影を進行。犬にとってほんのわずかでも危険性があったり、不快に感じる可能性があるシーンでは視覚効果で犬を再現したそう。

全ての衣装や小道具は安全性を考慮してデザインされ、セットとロケ地は犬達が足を踏み入れる前に徹底した調査と清掃が行われ万全の体制で犬たちを迎え入れた。さらに必要に応じてヒーターやテントも用意され、出演する犬たちがいかに快適な状態で演技が出来るように環境を整えたという。さらに撮影の合間、犬たちはトレーナーと一緒に4つ星リゾートホテル、またはセット内に設けられた専用のスペースに滞在!

劇中で大活躍する4匹の犬たちはいずれも撮影のわずか数か月前にキャスティングされ、一部の犬たちは「お座り」や「伏せ」といった一からの訓練が必要だったが、特に大きな体と巨大なイチモツを持つ心優しきセラピー犬のハンターを演じたグレート・デーンのダリンは、当初は自分の目印の上に立つことも難しかったため、ハンターが登場するシーンを減らすことも検討していたが、撮影を進めるにあたりめきめきと頭角を現し最終的にはこのグループの中でも最高の演技を見せるようになっていたそう!

撮影を行う上で最も難しいのは、2~4匹の犬が互いに会話しながら歩くショット。それぞれ足の長さが違うため、歩くスピードも大きく異なる。お互いを見ながら前に向かって歩かせるために、トレーナー達にはフレームの脇に隠れてもらい、犬たちが一定の方向を向くように、それでいて歩みを止めさせないように工夫したそう。また、主演の犬たちにはそれぞれ特定のアクションをするバックアップ犬が存在。その場でじっとしてクローズアップ用の演技をするのが得意な犬と、走るのが好きな犬がキャスティングされ、さらにワイドショットで疾走するシーンには、別の犬が起用されたとのこと。

映画『スラムドッグス』は現在公開中。ワンちゃんたちの素晴らしい演技をお見逃しなく!

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夜は豪華四つ星ホテルにお泊まり! コメディ映画『スラムドッグス』犬ファーストな撮影の裏側