アルゼンチン出身のマルセロ・ガジャルド監督がアル・イテハドの監督に就任間近であると18日、アルゼンチン紙『オレ』が報じた。

 アル・イテハドは7日に退任したヌーノ・エスピリト・サント監督の後任を現時点で発表していないが、同紙によるとガジャルド監督は間もなくサウジアラビア入りし、18カ月間の正式契約を結ぶ見込みだという。

 ガジャルド監督はアル・イテハド監督就任により、元フランス代表FWカリム・ベンゼマフランス代表MFエンゴロ・カンテ、ブラジル代表MFファビーニョなどを率いて、来月12日に開幕するクラブワールドカップ2023サウジアラビアの開幕戦を指揮することになりそうだ。

 1976年生まれで現在47歳のガジャルド監督は、2014年6月から2022年12月までリーベル・プレートを率いたアルゼンチン指揮官。MFとして活躍した現役時代には、パリ・サンジェルマンモナコ、リーベルなどでプレーし、アルゼンチン代表としても2度のワールドカップを経験した。

 2011年夏にナシオナル(ウルグアイ)で現役を引退すると、直後に同クラブの指揮官に就任し監督キャリアをスタート。その後、リーベルの監督に就任し、2度のコパ・リベルタドーレス制覇を含む数々のタイトルをもたらした。

アル・イテハド監督就任が報じられたマルセロ・ガジャルド監督 [写真]=Getty Images