ドイツ代表のユリアン・ナーゲルスマン監督が就任後の初黒星に言及した。

18日の国際親善試合でトルコ代表をベルリンに迎え撃ったドイツは開始5分に左ウィングバックで先発したカイ・ハヴァーツがレロイ・サネのアシストからネットを揺らして、幸先よく先制。1-2と逆転を許しての49分にニクラス・フュルクルクが同点弾をマークしたが、そこからまた勝ち越され、競り負けた。

ここまで初陣から1勝1分けでくるナーゲルスマン監督にとって、初の敗戦に。ドイツ『ビルト』によると、36歳の指揮官は『RTL』のマイクを通じて「最初の10分で試合を決めるべきだった。あのときまでは本当に良かったし、3度の好機もあったんだ。生かせていれば、違う結果だったはずだ」と唇をかんだ。

話題をさらったハヴァーツのポジションにも触れ、「(リスキーな布陣?) そうは思わない。ハヴァーツは素晴らしいプレーをした。いつもより深い位置でプレーした唯一の選手だったがね」と語ったという。

ハヴァーツ自体はこれまで攻撃的MFでのブレイクから、センターFWを含め、あらゆるポジションをこなせる一面も。ドイツにとって、トライの一環ではありそうだが、左ウィングバック起用はオプションとなるのだろうか。