スタッド・レンヌは19日、ブルーノ・ジェネジオ監督(57)の退任及び、ジュリアン・ステファン氏(43)の新監督就任を発表した。

クラブはジェネジオ監督の退任理由について、個人的な理由とだけ発表している。

これまでリヨン、北京国安で実績を残してきたジェネジオ監督は、ジュリアン・ステファン前監督の解任に伴い、2021年3月にレンヌの新指揮官に就任。チームをヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)出場圏内の6位フィニッシュに導いた。

さらに、2021-22シーズン、2022-23シーズンはチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得はならなかったものの、魅力的なアタッキングスタイルでヨーロッパリーグ(EL)出場圏内の4位でシーズンを終えていた。

今季も開幕からリーグ・アン7試合無敗と好スタートを切ったが、第8節のパリ・サンジェルマン戦で初黒星を喫すると、以降の4試合は1分け3敗と未勝利が続いていた。

その後任に就任したステファン氏は、2012年にレンヌの下部組織で指導者キャリアをスタートすると、2018年12月にトップチームの監督に就任。2018-19シーズンにはクープ・ドゥ・フランス優勝を果たし、2019-20シーズンにはレンヌをクラブ史上初めてチャンピオンズリーグ出場に導いていたが、2021年3月に成績不振を受けて辞任。

同年5月からストラスブールの指揮官に就任すると、2021-22シーズンは終盤までヨーロッパリーグ出場権争いを繰り広げると、クラブ史上最高となる6位でシーズンをフィニッシュ。しかし、昨シーズンは開幕から大不振に陥り、今年1月に解任されていた。