キャサリン皇太子妃が、今年もウェストミンスター寺院でクリスマス礼拝を主催することを発表した。3年目を迎える今回のイベントは、皇太子妃が1月にローンチした幼児期に焦点を当てるキャンペーン「シェイピング・アス(Shaping Us)」と連携したもので、英国各地から助産師や保育士、幼児教育実践者などが招待されるという。

ウェールズ公夫妻の公式SNSは現地時間18日、キャサリン皇太子妃が恒例のクリスマス礼拝を英ロンドンのウェストミンスター寺院で主催することを発表した。

投稿には「特別なキャロル・サービスはもうすぐです」と記されており、今年のイベントが12月8日(英時間)にウェストミンスター寺院で開催されることを伝えた。

今回のクリスマス礼拝は、キャサリン皇太子妃が1月にローンチした幼児期に焦点を当てるキャンペーン「シェイピング・アス(Shaping Us)」との連携によるものだ。

メッセージではそのことに言及し、「今回は、英国全土のコミュニティで赤ちゃんや幼児、家族を支援するために尽力している、すべての人々に感謝する特別な瞬間となるでしょう」と付け加えた。

当日のクリスマス礼拝は収録され、12月24日に英ITVで『Royal Carols: Together at Christmas』と題して放送される予定だ。

投稿には、昨年のクリスマス礼拝前、キャサリン皇太子妃がウェストミンスター寺院に設置したクリスマスツリーに飾り付けをする姿や、礼拝当日の様子を捉えた写真が添えられた。

ケンジントン宮殿の発表によると、今年のクリスマス礼拝は伝統と現代の要素を融合したもので、信仰の種類や有無にかかわらずすべての人々を包み込むものになるという。

礼拝では、ウェストミンスター寺院の聖歌隊がクリスマス・キャロルを合唱するほか、歌手ビバリー・ナイト、アダム・ランバートジェイムス・ベイ、ジェイコブ・コリアー、フレイア・リディングスらがパフォーマンスを披露する予定だ。

毎年のイベントには王室メンバーが出席するほか、その年のテーマの分野で貢献した人々を英国各地から招待している。

今年は幼児期に焦点を当てる「シェイピング・アス」のテーマに沿って、国内で活躍する助産師やヘルスビジター、幼児教育実践者や保育士、地域ボランティアなどの個人と家族が出席する予定だ。

キャサリン妃(当時)は2021年、パンデミック中に地域のために活躍したエッセンシャルワーカーや、ボランティア活動を行った人々を称えることを目的に、ウェストミンスター寺院でのクリスマス礼拝を初めて主催した

礼拝では英歌手トム・ウォーカーが歌うクリスマスソングに合わせて、キャサリン妃が幼少期から学んだピアノ演奏を披露した。この様子は英ITVクリスマスイブ特番『Royal Carols: Together At Christmas』で放送され、視聴者からは「美しい演奏」と称賛の声があがっていた。

キャサリン皇太子妃は2022年にもクリスマス礼拝を主催し、その模様も英ITVクリスマスイブ特番で放送された。イベントは同年9月に崩御したエリザベス女王を偲ぶもので、人々のつながりやコミュニティの価値を示した女王に敬意を表し、慈善団体のスタッフや地域ボランティア、軍人など、コミュニティで貢献をした1800人以上が招待された

画像は『The Prince and Princess of Wales 2023年11月18日付Instagram「A very special Carol Service, coming soon.」、2021年12月24日付Instagram「Together at Christmas brought together so many inspirational individuals for a night of wonderful carols and music.」、2022年12月15日付Instagram「A joyous evening at Westminster Abbey for the #TogetherAtChristmas Carol Service!」Thank you to everyone who has helped make #TogetherAtChristmas so special,」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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