ヘンリー王子とメーガン妃が、今年のクリスマスを英国で過ごす可能性があるという話題が持ち上がった。ある情報筋は、夫妻がチャールズ国王から招待状を受け取った場合、断ることはないだろうと語っている。ヘンリー王子夫妻は、国王が誕生日を迎えた14日に電話で祝福したと報じられており、この会話が親子の確執を解かすきっかけになったのではと囁かれている。

英王室メンバーは、毎年クリスマスに君主が所有する英ノーフォーク州のサンドリンガムの邸宅に集まり、家族で祝福するのが伝統となっている。

毎年12月25日の午前には、王室メンバーがサンドリンガムにある教会のクリスマス礼拝に参加するため、道路を歩いて行進するのが恒例だ。2020年と2021年はパンデミックにより家族の集いは中止され、昨年は9月にエリザベス女王が崩御したため、君主に即位したチャールズ国王が初めてクリスマスの集いを主催した。

メーガン妃がサンドリンガムの集いに参加したのは、ヘンリー王子と婚約した2017年と、結婚して王室入りした2018年のみだった。

2019年のクリスマスには、ヘンリー王子とメーガン妃は英国を離れ、同年5月に生まれた息子アーチー君(当時)を連れてカナダに滞在していた

夫妻は2020年に王室離脱し、アーチー君とともに家族3人で米カリフォルニア州に移住した。その後、ヘンリー王子一家がクリスマスに英国へ帰国することはなく、現在4歳になったアーチー王子と2歳の娘リリベット王女は、サンドリンガムの集いに参加したことがない。

そんなヘンリー王子とメーガン妃が、今年のクリスマスは英国に戻る可能性があるという話題が持ち上がった。

今月14日にチャールズ国王が75歳の誕生日を迎え、ヘンリー王子とメーガン妃が電話で祝福の言葉を伝えたと報じられた。さらに国王は、アーチー王子とリリベット王女が『ハッピーバースデー・トゥ・ユー』を歌うビデオメッセージも受け取ったそうだ

英紙『The Times』が現地時間18日に報じたところによると、ヘンリー王子夫妻は国王の誕生日に会話したことがターニングポイントとなり、英国で家族と過ごすための招待を喜んで受け入れるだろうとの見方が浮上したという。さらに、夏にはスコットランドのバルモラル城での休暇に招待される可能性も示唆されている。

ある関係者は同紙の取材に応じ、「サセックス公爵夫妻が、国王陛下と一緒に過ごすための招待を断るなんて想像できません」と述べ、また「今のところ、休暇への招待状は受け取っていません」とも語っている。

一方でバッキンガム宮殿は、現地メディアからの問い合わせに対して、この件についてのコメントを拒否しているそうだ。

同日、英メディア『Mail On Sunday』が、最近のチャールズ国王はウィンザー城に滞在する時間を増やしており、週末に訪れていることが多いと報じた。現地で国王は、孫達と一緒に過ごす時間を楽しんでいるという。

昨年夏には、ウィリアム皇太子キャサリン皇太子妃が、ジョージ王子(10)、シャーロット王女(8)、ルイ王子(5)とともにウィンザー城の近くにあるアデレード・コテージに引っ越していた

ある情報筋は、『Mail On Sunday』に対し「チャールズは孫達と一緒に、より多くの時間を過ごしたいのです。あの場所は、愛に溢れていますから」と述べ、国王が長男の子ども達と触れ合う時間を楽しんでいることを明かした。

画像は『The Prince and Princess of Wales 2019年1月1日付Instagram「Wishing all of our followers a Happy New Year and a fantastic 2019!」、2017年12月25日付Instagram「This morning the Duke and Duchess of Cambridge,」』『Team Rubicon 2021年12月23日付Instagram「We’re grateful to Archewell Foundation and Prince Harry and Meghan」』『The Royal Family 2022年12月25日付Instagram「Members of the Royal Family arriving at St Mary Magdalene Church in Norfolk for a Christmas Day service earlier today.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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