株式会社トーハン(以下トーハン)と株式会社Nebraska(以下Nebraska)は、Nebraskaが開発した無人営業化ソリューション『MUJIN書店』の導入店舗拡大ならびに新業態開発に向けて協業しています。
このたび『MUJIN書店』実証実験第2号店として「メディアライン曙橋店」(東京都新宿区)が店舗をリニューアルし、11月21日にオープンいたします。

1、実証実験「メディアライン曙橋店」有人・無人ハイブリッド24時間営業化

・実験期間:2023年11月21日

・営業形態:有人11:00~20:00、無人20:00~11:00

      (導入以前は有人営業10:00~22:00、土日祝は10:00~20:00)

・売場面積:22坪

・改装ポイント:

(1)『MUJIN書店』導入(LINE認証による入店システム・キャッシュレスセルフレジ設置)

(2)陳列什器移動・店内死角の最小化/防犯カメラ増設

 ⇒1号店「山下書店世田谷店」に引き続き、店外雑誌什器を廃止、

  ガラス張り面積を増やして通りからの見通しを確保

・店舗概要:東京都新宿区住吉町6-10 都営新宿線 曙橋駅 A2出口徒歩2分

・運営会社:(株)スーパーブックス(トーハングループ)

2、『MUJIN書店』の利用方法

1.LINE公式アカウントを友だち追加:5秒で追加可能。店頭のQRコードから書店のLINE公式アカウントを友だち追加

2.入店:無人営業中の入店はドア横のQRコードを読込むと自動ドアが開きます(有人営業中は認証不要)

3.会計:完全セルフ&キャッシュレスで会計、購買履歴などをLINEで確認可能です

3、『MUJIN書店』これまでの経過

・2023年3月~7月、『MUJIN書店』導入1号店として山下書店世田谷店(東京都世田谷区)にて実証実験を実施。

・24時間営業化により夜間早朝の購買ニーズに応えたことで売上が増加し、キャッシュレスセルフレジを組み合わせた無人営業化により店舗収益にも改善効果が確認されています。顕著な万引被害増加はなく、店内での迷惑行為なども発生しておりません。

・この実験結果を受け、山下書店世田谷店では8月以降『MUJIN書店』の正式運用へ移行しています。

4、今後の展望

・山下書店世田谷店、メディアライン曙橋店に続き、年度内に複数店舗への導入を予定しております。

・トーハンとNebraskaは、これら先行導入店舗で得られた知見をもとに、引き続き『MUJIN書店』サービスモデルのブラッシュアップを進めてまいります。2024年度以降は、トーハングループにとどまらず広く一般書店への導入提案を計画しております。

・両社はともに出版業界・書店業界の持続可能な活性化を目指すパートナーとして、『MUJIN書店』の開発・普及を皮切りにDX/イノベーションを推進し、次世代型書店モデルの創出に取り組んでまいります。

5、トピック

11月8日~9日に開催された「京都ブックサミット」で行われたビジネスカスタマー向けの特別展示「出版のDX化の未来について」にて、トーハン並びにNebraskaは特設ブースで『MUJIN書店』のデモンストレーションを行ないました。関西圏の書店・出版社など多くの来場者に『MUJIN書店』のエッセンスを体験して頂き、ご期待の声を多数頂いております。

・『MUJIN書店』の取り組みに今後もご注目ください。

【参考】京都ブックサミット 配布資料

配信元企業:株式会社トーハン

企業プレスリリース詳細へ

PR TIMESトップへ