ブラジル代表FWリシャルリソン(26)がトッテナム残留を決意しているという。

昨夏移籍金6000万ポンド(約111億3000万円)でエバートンからトッテナムへ加入し、現在までに公式戦46試合でプレー、5ゴール7アシストを記録するリシャルリソン。数字が全てではないし、アンジェ・ポステコグルー監督にとっても大事な戦力だろうが、ブラジル代表通算48試合20ゴールの点取り屋がこれで納得しているはずはない。

現在鼠蹊部のケガで離脱しているなか、ここ最近、サウジ・プロフェッショナルリーグの複数クラブが獲得に本腰を入れているとの報道が。ただ、イギリスフットボールインサイダー』によると、トッテナムはリシャルリソンの来年1月の売却を検討していないという。

今シーズン後半戦(1月以降)もゴールへの関与、そして得点数を伸ばせないようなら、来夏どうなるかはわからないとのことだが、前述の通り、1月の売却はなし。リシャルリソン本人もトッテナムで巻き返す決意であり、選手キャリア終盤まで中東移籍の選択肢はないということだ。

鼠蹊部のケガ前は2列目左でのプレーが増えていたリシャルリソン。トッテナムユベントスからU-21イングランド代表FWサミュエル・イリング・ジュニア(20)の獲得を目指しているとされ、競争はこれから激しくなる可能性もあると考えられている。