特定非営利活動法人 キリンこども応援団大阪府泉佐野市、代表 水取博隆)は、当団体にとって2拠点目となる子ども第三の居場所「キリンの家 まちば拠点」を11月14日(火)に開所し、同日13時から開所式を執り行いました。

<オープニングセレモニー「フィンガーアート」の様子>

<司会進行を務める子ども達>

 特定非営利活動法人 キリンこども応援団は、2017年より設立され有志による月1の子ども食堂を開始、2021年には日本財団「子ども第三の居場所」の採択を受け、小学校低学年~高校生の子どもを対象とした課題を抱えた子ども一人ひとりに寄り添った支援を行う居場所事業を実施してきました。現在約200名の子どもたちが登録・利用し、子ども食堂やフリースクール、フードパントリー事業などを展開しています。

 

 開所式では、代表の水取が「食事や生活支援とともに、学習支援や体験活動など未来に繋がる活動を通して、子ども達が自分の未来に踏み出せる場所としていきたい」と挨拶しました。子どもたちによる開所宣言を行った後、泉佐野市 千代松 大耕市長をはじめ、日頃から当団体を支えてくれているサポーターの皆様、日本財団関係者の皆様から祝辞を賜りました。その後、オープニングセレモニーとして、子ども達やサポーターをはじめとするご来賓の皆様と共に「フィンガーアート」を創作しました。「フィンガーアート」は今後拠点のシンボルとして掲示いたします。また、今夏に4回営業したフリースクールに通う子ども達によるカフェ「お福wapi」を再現し、子ども達が準備したドリンクとクッキーをご来賓の皆様にお配りしました。司会進行も子ども達が務めるなど、キリンこども応援団らしい子どもが主体となった式典となりました。

<こどもカフェ「お福wapi」を再現>

 子ども第三の居場所「キリンの家 まちば拠点」では、南海本線泉佐野駅から徒歩3分の場所にある2階建て古民家をフルリノベーションし、小中学生を対象とした子ども食堂、学習サポート「まなBell」、フリースクール「キリンのとびら まちば校」の3つの事業を行います。また、来春からは当団体にとって初めての取り組みとなる、高校卒業資格が取得できる「キリンのとびら高等部」を新設します。
 今後の活動として、12月にオンラインフリースクールcluluによるオンライン文化祭を行う予定です。

■施設概要
施設名:キリンの家 まちば拠点
所在地:〒598-0055 大阪府泉佐野市若宮町9番3号
対象者:(フリースクールキリンのとびら)小学5年生~中学生
キリンのとびら高等部)高校生
開所日時:月~金(10:00~16:00)

スタッフ:常勤職員3名、非常勤4名
HP:https://kirin-npo.com/
Facebook:https://www.facebook.com/kirinhouse/
Instagram:https://www.instagram.com/kirin_no_ie/

<「キリンの家 まちば拠点」外観>

<「キリンの家 まちば拠点」内観>



■特定非営利活動法人 キリンこども応援団について

■「子ども第三の居場所」とは
「子ども第三の居場所」は、すべての子どもたちが将来の自立に向けて生き抜く力を育むことを目的として、日本財団が中心となって2016年より全国に開設しています。「子ども第三の居場所」では、特にひとり親世帯や親の共働きによる孤立や孤食、発達の特性による学習や生活上の困難、経済的理由による機会の喪失など、各々の置かれている状況により困難に直面している子どもたちを対象に放課後の居場所を提供し、食事、学習習慣・生活習慣の定着、体験機会を提供しています。同時に、学校や地域、専門機関と連携し、「誰一人取り残されない地域子育てコミュニティ」のハブとしての機能を担っていきます。現在全国に187ヵ所設置されています。(2023年10月末時点)。
https://www.nippon-foundation.or.jp/what/projects/child-third-place

配信元企業:特定非営利活動法人キリンこども応援団

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