株式会社 文一総合出版(東京・新宿/代表取締役社長・斉藤 博)は、【陸の深海生物-日本の地下に住む生き物】定価3,520円(本体3,200円+10%税)を2023年11月14日(火)に発売いたしました。

生きた歴史書」とも呼ぶべき学術的な価値がありながら、いまだ一般にはほとんど知られていない日本の地下に住む生き物たち--地下性生物。ふだん日の目を見ない彼らに情熱を注ぎ続ける昆虫学者、小松 貴氏が、粉骨砕身して得た貴重な写真と共に、足もとの暗闇に広がる別世界へと読者を誘います。

地下は、ただ土が詰まっただけの場所ではない。無数の亀裂が走り、そこに挟まりつつ生きるものたちが沢山生息する。暗闇生活に適応した彼らは、視覚の代わりに周囲の状況を鋭敏に察知するセンサーを搭載した、まさに「陸の深海生物」と呼ぶに値する連中だ。(本文より)

  • この本の特長

[1]日本の地下空隙に生息する地下性生物(節足動物、扁形動物、軟体動物)のうち、代表的な約140種を収録。眼が退化する等の地下生活適応を多少とも示す種を中心に、地下性生物の基本情報や学術的な魅力、存亡にかかわる脅威、困難を極める採集調査の様子等についても紹介します。

[2]日本ではほとんど研究の進んでいない地下性生物。種名すらない生物も多い状況のなか、生きた姿を捉えた貴重な生態写真を多数掲載しました。(※あくまでも本書は写真集。生物種の識別を目的とした検索図鑑ではありません。)

[3]各種において、体サイズや分布域、生態を解説。環境省・各都道府県版レッドリストへの掲載状況も合わせて記しました。

[4]ゆるふわ昆虫図鑑が人気のイラストレーター・じゅえき太郎氏が、地下性生物の暮らしや小松氏の調査の様子を漫画で紹介します。

  • 著者について

小松 貴こまつたかし

1982年生まれ。信州大学大学院博士課程を修了後、国立科学博物館協力研究員などを経て、現在在野の昆虫学者として活動。著書に『裏山の奇人』(東海大学出版部)、『昆虫学者はやめられない』(新潮社)など多数。

じゅえき太郎(じゅえきたろう)
イラストレーター・漫画家・絵本作家。身近な虫をモチーフにさまざまな作品を制作している。著書に『ゆるふわ昆虫図鑑』(宝島社)、『ゆるふわ昆虫図鑑 ボクらはゆるく生きている』(KADOKAWA)など多数。

  • 商品仕様

書名:陸の深海生物-日本の地下に住む生き物
著者:小松 貴

漫画:じゅえき太郎
発行年月日:2023年11月30日
書店発売日:2023年11月14日
定価:3,520円(本体3,200円+10%税)
ISBN13:978-4-8299-7248-9
判型:A5変形判(146×190mm)
ページ数:176ページ
電子版:2023年12月配信予定
発行所:文一総合出版(東京・新宿)
文一総合出版サイト:https://www.bun-ichi.co.jp/

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文一総合出版 https://www.bun-ichi.co.jp/tabid/57/pdid/978-4-8299-7248-9/Default.aspx
このほか、全国の書店、各WEB書店でお求めいただけます。

  • 写真展「陸の深海生物写真展 足元に広がる無限の異世界」

未来屋書店北戸田店にて、陸の深海生物刊行記念の写真展を開催。本書に掲載した生体写真のほか、期間中「ゴミムシ」「ヨコエビ」など貴重な生体標本数点も展示する。

開催期間
 ■標本展示 開催中~2023年12月1日(金)
 ■写真展示 開催中~2023年12月15日(金)

展示場所
 ■未来屋書店北戸田店
  埼玉県戸田市美女木東1-3-1 イオンモール北戸田3階
  https://www.miraiyashoten.co.jp/?p=235

営業時間
 ■10:00~21:00

配信元企業:株式会社 文一総合出版

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