BS松竹東急(全国無料放送・BS260ch)では「チャレンジ!秋のスポーツ」と題して、11月に「ハンドボール」「ウインドサーフィン」「テニス」の大会の模様を放送中。そして11月20日(月)から本戦が開始した国際的なテニス大会「横浜慶應チャレンジャー国際テニストーナメント supported by 三田興産」の男女シングルス決勝戦も全国無料生中継する。さらに、男子シングルス準決勝の模様を追加放送することも決定。今大会の男子シングルス第1シードであり、昨年準優勝を飾った綿貫陽介選手からのインタビューコメントも届いている。

【写真】2023年にATPランキング72位と自己最高を更新した綿貫陽介選手

■綿貫陽介選手、本玉真唯選手、加治遥選手に注目

本大会は、大学の部活動である「慶應義塾大学庭球部」が運営する世界的にも珍しい国際テニス大会。男子の大会は、ATPチャレンジャーツアーとして開催される。これまでの男子シングルス日本人優勝者は、杉田祐一選手(ATPランキング自己最高位36位)、ダニエル太郎選手(同64位)など世界的にも活躍する選手ばかり。

昨年の女子シングルスでは、2023年の全仏オープンでミックスダブルス優勝の加藤未唯選手が準優勝を飾った。男子も女子も、毎年、翌年1月の全豪オープン前の調整として日本人有力選手の多くが出場している。

本大会における男子シングルスの注目選手は、9月のアジア競技大会で準優勝の活躍を見せた綿貫陽介選手(ATPランキング自己最高位72位)。対する女子シングルスに出場予定の注目選手は、9月の「東レ パン パシフィック オープン」で、第1シードのイガ・シフィオンテク選手に善戦する姿を見せてくれた本玉真唯選手(WTAランキング自己最高位109位)。また、11月に行われたばかりの全日本選手権で優勝した加治遥選手(同213位)にも注目だ。

男子シングルスの準決勝は11月25日(土)夜9時~11時にディレイ放送され、決勝は11月26日(日)朝11時59分~昼2時にかけて生中継で放送予定。そして女子シングルスの決勝は、12月3日(日)朝11時59分~昼2時に生中継となっている。(※決勝生中継は最大延長昼3時まで)

■綿貫陽介選手コメント「全体的にテニスはすごく良い状況」

――昨年準優勝した大会です。大会の印象はいかがですか?

去年は大会の前にケガをしてしまって、ここが復帰戦でした。体もフレッシュな状態でしたし、家も近く、ホームでいいプレーができたという印象があります。

――初戦に向けてのコンディションはいかがですか?

今年はすごく良いシーズンを迎えられていると思っています。全体的にテニスはすごく良い状況で、良いメンタルで1回戦に挑んでいきたいですね。

――今年はATPランキング72位と自己最高を更新しました。振り返ってどんな年でしたか。

ベストではなかったです。アジア競技大会の決勝で負けてしまったり、グランドスラムも本戦出場できない大会もあったので、悔しさが残るところはありますが、ベターないい結果が残せたと思います。同時にトップ選手と対戦もできましたし、経験が積めた一年だったと思います。

――今年、印象に残っている試合を教えて下さい。

ウィンブルドンの1回戦で勝った試合ですね。予選決勝で負けてしまったのですが、ラッキールーザーで入ることができました。5セットマッチが3~4回目くらいだったので、緊張もありました。試合中、セットカウント0-2ダウンから勝つことができたら嬉しいだろうなと思いながらプレーしていました。それが現実になったので、印象に残っています。

――来年に向けての抱負があれば聞かせてください。

一番は、全豪オープンの本戦ストレートインに集中しています。そのためにここにきています。グランドスラムの本戦からスタートするのは、選手として一軍の舞台で戦えているという印象があります。そして来年はオリンピックがあります。大きな意味を持つオリンピックでもあります。年齢的にもいい時期になると思うので、全力を注いでいけたらと思っています。

――ファンに向けてメッセージをお願いします。

いつも応援ありがとうございます。毎年この大会はすごく好きな大会です。学生が運営をする、学生の力を感じられる大会は珍しいと思います。昨年決勝で悔しい思いもしていますので、できるかぎり一つでも多く勝って、頑張っていきたいと思っています。ぜひ応援お願いします。

「横浜慶應チャレンジャー国際テニストーナメント supported by 三田興産」の男女シングルス決勝戦をBS松竹東急にて全国無料生中継/(C)慶應義塾体育会庭球部