徳島県・半田そうめんのオカベより、昨年累計160万食以上を売り上げた冬季限定「平延べうどん」が今期初登場! 冬は夏に比べて味や食感のしっかりしたものが食べたくなる時期。そんな冬場だからこそ味わいたい、しっかりとした甘みを感じられる平延べうどんです。製造が難しく、一日の製造量に限りがあるため冬季限定の商品なのだそう。お土産としてもよさそうですね。

 

 
「平延べうどん」開発の背景

一般的に“そうめん”というと夏のイメージ。半田そうめんも例に漏れず夏によく食べられますが、夏以外でもおいしく食べてほしいという思いから開発されたのが「平延べうどん」です。

うどんというと、太くコシが強いイメージがありますが、太ければ太いほどゆで時間は長くなります。

そこで「ゆで時間は短く、それでいてうどんとして食べごたえのある麺はできないか」と考え、のど越しだけでなく、噛んだ時の食感、口の中で広がる甘み、また乾麺でも半生めんに近い食感とおいしさを追求したのだそう。

そうして試行錯誤の上たどり着いたのが、平たく延ばした平延べうどんです。

「平延べうどん」の特長

太く丸くではなく、平たく丸い麺

一般的に乾麺のうどんとなると、ゆで時間は長く10分以上かかるものが多いですが、オカベの平延べうどんは7分程と少し短めです。麺の形状を平たくすることによりゆで時間を短くし、少し丸みを帯びた麺にすることで食べた食感がうどんとして口の中に残るように仕上げられています。

甘みが特長の北海道産秋播き(まき)小麦100%

平延べうどんを作るのに選んだ小麦は、上品な甘みが特長の北海道産小麦の「きたほなみ」。9月に種をまき冬の間、積雪の中で耐え抜き、約10か月後に収穫される秋播き(まき)小麦は自然の力と甘みをたっぷりと蓄えており、小麦本来の香りがよく、食べたときのもっちり感が違います。しかも小麦の中心部分はお米に例えるなら、大吟醸に使う部分のみを使用しており、これが雑味のない甘みを生み出します。

しかし「きたほなみ」は粘りが強い分扱いにくく、熟成が早いため甘みを引き出すのは職人でも至難の業。当初は水分、温度、湿度の管理、何度も失敗したそう。塩の割合、熟成の時間などを細やかに微調整し、ついに納得できる麺が完成しました。

約30時間かけてゆっくり熟成

オカベでは製造の各工程において、しっかり時間を取って麺の熟成を促します。また最終工程の乾燥でも、麺の表面は乾燥させながらも中心部の水分は逃さないために、急激に乾かすのではなく時間をかけて低温でゆっくりと乾燥させていきます。そのため一つの麺ができあがるのにかかる時間は約30時間。

繊細な麺づくりの結晶「平延べうどん」を味わってみませんか?

平延べうどん
URL:https://www.okabemen.co.jp/SHOP/uh-02.html