森保ジャパンが日本時間で11月21日深夜、サッカーW杯2次予選のシリア戦に臨む(サウジアラビア・ジッダ)。シリアFIFAランキングで格下だけに大量点差での勝利も予想されるが、同じく格下相手だった前戦のミャンマー戦を元日本代表の田中マルクス闘莉王は自身のYouTubeチャンネルで激辛評価。5-0で快勝したものの、10点満点中で平均点を2点としていた。

 特にDFラインについては、

「相手が弱すぎて何も仕事していない。あそこに立っていただけ」

 として2点。しかし、それは選手の問題ではないと擁護した闘莉王。一方で森保監督とコーチ陣には1.5点と厳しい評価で、

「格下のミャンマーを相手にして、セットプレーから『おおっ!』ってなるシーンがない。たくさんあったのに1本も入らない。何の練習をしているのか」

 と激しく批判した。

 収穫はヴィッセル神戸所属のゴールキーパー・前川黛也が代表デビューを果たしたことで、

「これはいいご褒美。首位を走っているチームの。今後も続けてほしい。呼んだだけでもよかった」

 と森保采配を称える一方、

「首位の神戸からGKを呼んだのに、じゃあなぜ大迫(勇也)は呼ばれていないのか。そこも疑問に思う。記者たちもそういう質問をするべき。ちょっと…(大迫と森保監督の間に)何かあるのかな。記者は大迫にも『なぜ呼ばれないと思っているんですか』と聞いてほしい。大迫選手も本音を言っちゃうんじゃないの?俺だったら言っちゃいますけど」

 とし、大迫と森保監督の間に確執があることを匂わせている。ミャンマー戦まで国際Aマッチ7連勝中の日本代表。勢いに乗る森保監督だけに、闘莉王の声は届くか。

(鈴木誠)

アサ芸プラス