アルゼンチン代表FWリオネル・メッシポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの対決が、来年2月に実現するようだ。21日、イギリス紙『デイリー・メール』が伝えている。

 来年2月にインテル・マイアミとアル・ナスルがサウジアラビアで親善試合を開催することが決定した。同紙によると、この試合は、「ラストダンス」と銘打って宣伝されており、メッシC・ロナウドにとって現役生活最後の直接対決になる可能性が高いと見られている。

 現在36歳のメッシは、今夏にパリ・サンジェルマンPSG)からインテル・マイアミへと加入。デビューから7試合連続ゴールをマークするなど、リーグス・カップで7試合出場10ゴール1アシストという圧巻の成績を残し、チームの初タイトル獲得に大きく貢献した。なお、自身は同大会のMVPと得点王に輝いている。

 一方、現在38歳のC・ロナウドは、昨年12月にアル・ナスルへと加入。今季のサウジ・プロフェッショナルリーグでは、12試合に出場して13ゴール7アシストと新天地で好調を維持しており、得点ランキングでも首位に立っている。また、EURO2024予選では10ゴールをマークし、ポルトガル代表の10連勝と本大会出場権獲得に貢献している。

 インテル・マイアミには、メッシの他にも元スペイン代表MFセルヒオ・ブスケツスペイン代表DFジョルディ・アルバが所属。アル・ナスルにも、C・ロナウドに加えて、セネガル代表FWサディオ・マネスペイン代表DFアイメリク・ラポルテが在籍しており、トッププレーヤーたちの対決が実現することとなった。

来年2月に対戦が決まったメッシ(左)とC・ロナウド(右)[写真]=Getty Images