レアル・マドリードに所属するイングランド代表MFジュード・ベリンガムが全体トレーニングに合流したようだ。21日、スペイン紙『マルカ』やイギリスメディア『アスレティック』が伝えている。

 今夏に加入したレアル・マドリードでここまで公式戦14試合に出場し、13ゴール3アシストをマークするなど大活躍中のベリンガム。しかし、現地時間5日に行われたラ・リーガ第12節ラージョ・バジェカーノ戦(0-0△)で右肩を負傷すると、その後の2試合を欠場。EURO2024予選に臨むイングランド代表にも招集されたが、試合に出場することなく離脱が発表され、その後の状態には注目が集まっている。

 今回の報道によると、レアル・マドリードへと戻ったベリンガムは現地時間21日に行われたトレーニングに参加したとのこと。理学療法士と共に屋内のメニューをこなしたほか、チームメイトと同じメニューも消化したようだ。しかし、依然として負傷箇所の右肩に違和感を覚えており、今週末の26日に行われるラ・リーガ第14節カディス戦の出場については不透明だという。

 今シーズンのラ・リーガでここまで13試合を消化し、10勝2分1敗の勝ち点「32」でジローナに次ぐ2位につけているレアル・マドリードチャンピオンズリーグ(CL)・グループCでも4連勝で決勝トーナメント進出を確定させるなどまずまずの序盤戦を過ごしているが、現在は負傷者が続出。左ひざ前十字じん帯断裂という大ケガを負ったベルギー代表GKティボー・クルトワとブラジル代表DFエデル・ミリトンに加え、フランス代表MFオーレリアン・チュアメニや同MFエドゥアルド・カマヴィンガ、トルコ代表MFアルダ・ギュレル、ブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールらも負傷を抱えている。

 なお、スペイン代表MFダニ・セバージョスについては、ベリンガムと同じく21日にトレーニングへの復帰を果たしたとのこと。同GKケパ・アリサバラガもカディス戦の出場に向けて調整を進めているという。

状態に注目が集まるベリンガム [写真]=Getty Images