飛行機は嫌いじゃないけど、気圧の関係やモワっとしたニオイが漂う事もあってか、どうしても機内食がおいしく食べられないという人もいる。実は私もその1人だ。
航空会社によっては趣向を凝らしたおいしい機内食が用意されているが、中には見ただけでそっと閉じてしまいたくようなものもある。
最近、中国東方航空の機内で提供された食事メニューが、乗客を驚かせたようだ。ビジネスクラスの食事メニューに記載されていたのは「ドッグフード」の文字だったのだ。
中国東方航空のある乗客は、ビジネスクラスの朝食・昼食用のメニューに「ドッグフード」という記載があることに気付いて驚き、その画像をシェアした。
確かに、前菜メニューには牛肉やエビ、オクラの文字に並んで「輸入ドッグフード(Imported dog food)」とある。
画像をシェアした人物は「これっていったい何なの?」とSNSでこう問いかけた。
中国東方航空では、前菜の1つとしてビジネスクラスの乗客に、輸入ドッグフードを提供しているのだろうか。
SNSではさまざまな声が寄せられる
FacebookやRedditでシェアされた投稿には多くの人が注目し、何百ものコメントが寄せられた。
・この航空会社はペット・フレンドリーであることを意味しているのか?
・人間ではなく乗客は犬として扱われるからか?
・これは翻訳ミスだね。翻訳ツールを使った結果だ。
・ホットドッグと間違えた?
・特別に "輸入 "されたドッグフードということは、エコノミークラスの乗客は国産のドッグフードしか食べられないってこと?
・ビジネスクラスなら、輸入されたドッグフードは96%空気乾燥されたオーガニックビーフであることを期待している
・翻訳が間違っている可能性が高いね。それにしても、ドッグフードはそんなにおいしいものなのだろうか?
・メニューの内容を確認したい。中国語版の原文を見たいな。
多くのユーザーは、「翻訳ミス」と思っているようだが、中国東方航空の機内で翻訳されたメニューが、実際に何を指しているのかは定かではない。
日本航空では機内食のいる、いらないを選択できるように
余談だが、今年初めから日本航空会社は、機内食を食べないことも選択肢の1つであるとして、「機内食不要」の事前予約を受け付けている。
同航空会社は2020年から「ミールスキップオプション(Meal Skip Option)」を試験的に導入していた。
・合わせて読みたい→飛行機の座席クラスで機内食はどう変わる?航空会社別機内食比べ
プラスチックの使用量を減らすと同時に食事の回数を減らし、結果的に「食品廃棄物を減らす」ことで環境への影響を軽減することにつながるという計画の一環として実施している。
機内での昼食を避けることによる持続可能性のメリットを強調し、全世界のフライト予約でこのオプションを常設化したのだ。
同航空会社は、多くのフライトで乗客が食事のために起こされるよりもずっと寝ていることを好んでいることを発見したことから、この案の導入を決めたようだ。
機内食を食べなくても料金は一緒だが、日本航空では、機内食を抜いた人数分の金額を、飢餓に苦しむ発展途上国の子どもたちのための給食プロジェクトに寄付すると発表している。
References:Airline serves ‘dog food’ to business class passengers in translation blunder/ written by Scarlet / edited by parumo
コメント