演劇、文筆、俳優業など、様々な分野で才能あふれる多くの作品を世に送り出してきた松尾スズキが生誕60年の節目に開催する初の個展 生誕60周年記念art show『松尾スズキの芸術ぽぽぽい』。松尾と共に会場内の音声ガイドのナビゲーターとして吉田羊の参加が決定した。

2023年12月8日(金)~15日(金)スパイラルホールにて開催される『松尾スズキの芸術ぽぽぽい』では、松尾の脳内を可視化した世界が総数250点を超える作品となって一挙公開。今回会場内の音声ガイドのナビゲーターとして参加する吉田羊は、WOWOWオリジナルドラマ『松尾スズキと30分の女優』や舞台『ツダマンの世界』で松尾作品への参加もあり、また、松尾とは福岡県出身という同郷でもある。今回、作品紹介でありながら、まるでラジオ番組を聴いているような、耳からも松尾の世界を体感できる、表現豊かな音声ガイドになり、個展への没入感をより体感できる内容となっているという。ここでしか聞けない2人のやり取りに注目だ。

吉田羊 コメント

収録はあっという間で、とても楽しかったです。
音声ガイドというよりも“コント”のような雰囲気で(笑)リラックスしてやらせていただきました。
音声ガイド自体も松尾さんの「作品」になってますから、絵から視覚的に楽しみつつ、耳でも
松尾さんの世界をご堪能ください。

松尾スズキ コメント

吉田さんに当て書きして書いたので、きれいに決まってうれしいです。
どんなテンションでいくのか決まるまでが難しかったですが、ふざけのラインを探っていくうちに「これはいける!」、「吉田さんだったらここまでふざけてくれるだろう。」と。
音声ガイドには絵をおもしろがるヒントを散りばめているので、ふざけの合間をぬって見つけてくださればと思っています。

 

また、今回の個展では、LINEスタンプやグッズとして松尾スズキが描いたキャラクター「なみだ目さん」を主人公とした撮りおろしオリジナルアニメの上映が決定。脚本・監督・キャラクターデザインを松尾が担当した、三本立てのオムニバスショートアニメを一挙上映する。主人公「なみだ目さん」の声を平岩紙、今回のために描き下ろしたキャラクターの声を松尾が担当する。ほか、選りすぐりの松尾作品の複製画(ジグレー)と、初挑戦した銅版画(エッチング)の販売、また、展示作品を使用したオリジナルグッズも販売。詳細は公式サイトにて確認してほしい。