10年前に不幸な事故で亡くなった「ワイルド・スピード」シリーズのポール・ウォーカーさん。弟のコディ・ウォーカーが亡き兄を偲び、「彼は父親でいることを愛していた」と話した。

【写真】メドウ・ウォーカーがシェアしたポール・ウォーカーとの思い出写真

 コディはPeopleのインタビューで、2013年11月に事故で亡くなったポールさんに伝えたいことはあるかと聞かれ、ポールさんの一人娘で、モデルとして活躍しているメドウ・ウォーカーについてコメント。

 「彼女がこんなにも美しい若い女性に成長したことを知って欲しい」と口にし、「非常に狭き門なのにキャリアを追い求め、自分で道を切り開き、成功している。ポールはきっと誇らしく思うだろう」と続けた。

 「ポールからは、子どもたちがいかに早く成長してしまうか教えられた」と話すコディだが、昨年生まれた第3子にポール・バレット・ウォーカーと名付けたそうだ。「兄は娘の成長が早いことを嘆いていた。仕事が忙しかったから、時間をやりくりしようと苦心していた」「娘と会う時間が失われていくことに、心をすり減らしていた」と話し、「彼は父親でいることを愛していた」と、亡き兄を偲んだ。

 ポールさんは、シリーズ第7弾『ワイルド・スピード SKY MISSION』の撮影期間中に、友人が運転する車で事故に遭い、40歳の若さでこの世を去った。俳優として活動しているコディは、ポールさん亡きあと兄の代わりにブライアンを演じ、作品を完成させるのに一役買ったこともある。また、この時15歳の誕生日を迎えたばかりだったメドウは、今年公開された『ワイルド・スピードファイヤーブースト』にカメオ出演を果たしている。

『ワイスピ』ポール・ウォーカー弟、亡き兄を偲びコメント 「彼は父親でいることを愛していた」 (C) Zeta Image