金属版×活字によるマンガの印刷を再現した「Regenesis」。手すき和紙にコロタイプ印刷を行った「The Millennium」。そして活版平台印刷による「The Press」の新作を抽選販売します。
「マンガを、受け継がれていくべきアートに」というヴィジョンのもと、2021年にスタートした「集英社マンガアートヘリテージ」は、 2023年11月24日、麻布台ヒルズにはじめてのリアルギャラリーをオープンします。
ギャラリーでの展示販売と合わせて、オンラインでもマンガアートの新作4作品の抽選販売を開始。
抽選販売申込受付期間は、2023年11月23日（木）～11月27日（月）。
↓プレビューと抽選販売申込はこちらから（作品詳細の閲覧には会員登録が必要です）。
戦後～1970年代後半まで行われていた、金属板×活字によるプリントを再現。マンガの絵の部分を金属板（亜鉛版）に腐食製版し、ふきだし部分を糸ノコでくり抜いて、活字を組み込んだ版を使って印刷しています。再現にあたり選んだのは尾田栄一郎『ONE PIECE』第一話の1ページ。
このアートプリントを、版を撮影した写真とともにセット販売。撮影は木村伊兵衛写真賞受賞の本城直季。プリント方式は、19世紀末に技法が完成したといわれるプラチナ・パラジウム・プリントです。
・活版印刷作品表面に尾田栄一郎サイン（印判）
・写真作品裏面に本城直季サイン（直筆）
・全100セットのうち20セットを、ボックス入り～マット紙同梱でウェブサイトで抽選販売。（麻布台ヒルズのギャラリーでは、ボックスなしセットを販売します）
・活版印刷作品にも使われている「!!」の活字を１本同梱
金属板と活字による印刷の様子を撮影したムービーはこちらから
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BLEACH / The Millennium 2
「1000年先にマンガを伝える」ためのプロジェクト「The Millennium」第二弾。
美濃の手すき和紙を用い、世界で唯一、京都の工房でのみ可能なコロタイプ印刷を行って制作した作品です。
重層的な墨色、繊細な描線を表現するため、特色９版を用いました。黒を刷り重ねることにより、和紙に筆で一気に描いたような独特な質感が生まれます。原画原寸から拡大し、大判の美濃紙にコロタイプ印刷で刷られた作品は、よりダイナミックなインパクトを見る者に与えるだけでなく、長期にわたる保存性を兼ね備えることになりました。
久保帯人が図案を描き起こし、監修した落款を押印。そこにさらに、作家の直筆サインが入れられます。
プリントのみの販売に加え、掛軸に仕立てる軸装オプションも用意。
深大寺（東京・調布）で、友吉鶴心が薩摩琵琶を演奏したムービーも公開。
もともと活版印刷に最適化したモノクロームの物語表現であるマンガを、現在考えうる最高のクオリティの活版印刷で作品化したシリーズ「The Press」。
その独自の表現を評価され、2021年12月にはドイツ「GMUND AWARD」のアート部門大賞を受賞しています。2023年より制作拠点を東京に移転。浅草の工場で制作した2作品から販売を開始します。
「ONE PIECE / 礼を言う」
「ONE PIECE /雷光槍=テンポ」
活版平台印刷の様子を撮影したムービーはこちらから
集英社マンガアートヘリテージ
オフィシャルウェブサイト
集英社マンガアートヘリテージ
トーキョーギャラリー
住所：105-0001東京都港区虎ノ門5−8−1 麻布台ヒルズ ガーデンプラザA B1
アクセス：地下鉄日比谷線「神谷町駅」5出口より、徒歩約1分
営業時間：11:00~20:00（予約制。https://mangaart.jp/ja よりご予約ください）
休廊日：月曜日および2023年12月28日～2024年1月3日
配信元企業：株式会社集英社
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