ジェイク・ギレンホールが主演を務める、ガイ・リッチー監督最新作『コヴェナント/約束の救出』が2024年2月23日(金)より公開されることが決定。あわせて、日本版のメインビジュアル、予告篇、場面写真が一挙解禁となった。

【写真を見る】『コヴェナント/約束の救出』より日本版のメインビジュアル、予告篇が到着

シャーロック・ホームズ」シリーズや『オペレーション・フォーチュン』(23)のリッチー監督が、いまなお続くアフガニスタン問題とアフガン人通訳についてのドキュメンタリーから着想を得て贈る本作。いままでのフィルモグラフィーとは対照的な、リアルで緊迫感に満ちた壮大な社会派ヒューマンドラマに挑んでいる。2018年のアフガニスタンで米軍曹長を務めるジョン・キンリーをギレンホールが演じ、キンリーが雇うアフガン人通訳のアーメッドを「ゲーム・オブ・スローンズ」や、リドリー・スコット監督作『エクソダス:神と王』(15)への出演で知られる、イラク出身のデンマーク人俳優ダール・サリムが演じる。また、アントニー・スター、ジョニー・リー・ミラー、エミリー・ビーチャム、アレクサンダー・ルドウィグらが脇を固めている。

キンリーの部隊はタリバンの武器庫を突き止めるが大量の兵を送り込まれ、キンリーとアーメッド以外は全員殺されてしまう。キンリーも銃弾を受け瀕死の状態となるが、アーメッドによって救出され、タリバン占領下の土地から無事妻子の元へと帰還する。だが、自分を助けたことにより、アーメッドがタリバンに追われる身となったことを知ったキンリーは、彼と家族を助けだすために、再びアフガニスタンへ戻ることに。

今回解禁されたメインビジュアルは、戦地を駆けるキンリーとアーメッドの姿を捉えたもの。戦地の緊迫感と国境を越えた2人の絆がひしひしと伝わってくるビジュアルだ。

一方、日本版の予告編は2人が放りだされた広大な荒野や大迫力の戦闘シーンが映しだされている。瀕死のキンリーを懸命に運びながら、ひたすら山中を進み、アメリカに帰還させるアーメッド。タリバンに追われているアーメッドを救うため、再びアフガンへ1人で戻るキンリーの姿が描かれていく。最後には「たとえ地の果てでも、必ず俺がつれて帰る」というコピーが映しだされ、キンリーとアーメッドの互いの尊厳をかけた約束が本作の鍵となることが暗示されている。

キンリーはアーメッドとその家族を救いだすことができるのだろうか?本作の公開を楽しみに待ちたい。

文/鈴木レイヤ

ジェイク・ギレンホールが主演を務める、ガイ・リッチー監督最新作『コヴェナント/約束の救出』公開決定/[c]2022 STX FINANCING, LLC. ALL RIGHTS RESERVED