●全面リニューアルオープンしたスーパーマーケット『成城石井』の1号店、成城店。一体何が変わったのか、4つの魅力に分けてご紹介！
1927年に「石井食料品店」として開業し、今や首都圏を中心に200店舗以上展開する人気スーパーマーケットとなった『成城石井』。その1号店である「成城店」が11月14日にリニューアルオープンしました。“旗艦店”として生まれ変わった同店は他の店舗と何が違うのか？ 内覧会に参加して探ってきました。
1．質の高い“生鮮”を強化。新鮮な食材が味わえるお弁当や惣菜、スイーツも
成城店では、『成城石井』で特に好評の生鮮3品（魚・肉・青果）を強化。その日に仕入れた旬の生鮮食材や、贈り物にもおすすめの「静岡県産クラウンマスクメロン」などの特別な品が揃います。中には、バイヤーが匠の目利きで成城店のためだけに買い付けた食材もあるのだとか。
筆者が思わず釘付けになったのが精肉コーナーで、三大和牛の松阪牛、近江牛、神戸牛のブランド黒毛和牛に加え、年間100頭しか出荷されない非常に貴重な高級山形牛「千日和牛」なども並んでおり、圧巻です。高級牛肉の品揃えはさすが『成城石井』。
生鮮について語る上で担当者が何度も強調していたのが「生鮮の強化＝数を増やす、ではない」ということ。「質を高め、生鮮から派生した店内製造に力を入れていく」その言葉通り、売り場に並ぶ新鮮な食材を使って作られたお弁当、惣菜、スイーツなどが1日約110種類も販売されます。
例えばこちらのフルーツタルトは、実際に店舗で売られている希少なマスクメロンをはじめとしたさまざまな旬のフルーツを使っています。
フルーツのクオリティは言うまでもなく、店内厨房で焼き上げたサクッと香ばしい自家製ダマンド生地のタルト、フルーツの邪魔をしないバランスの良いクリーム……試食の際には他の参加者からも「おいしい」の声が上がっていました。
2．鮮度抜群の食材を贅沢に使用！ 限定グルメが勢揃い
成城店でしか買えない限定惣菜も見どころです。いくつかご紹介しましょう。
こちらは店内でも販売している、バイヤー厳選の黒毛和牛ロース肉を使った「成城石井自家製黒毛和牛ロースのすき焼き重」。自家製の割下で味付けし、お米はほんのりした甘みともっちりした食感が特徴の栃木県産のコシヒカリが使われています。
一度挽きの豚肉と淡路島産玉ねぎを使用したこだわりのタネを包み、下味をつけて揚げた海老と甘辛く煮た帆立を乗せて蒸しあげた焼売。お肉のジューシーさと海鮮の旨みが口の中で溢れます。高品質で新鮮な食材を使っていることが一口で分かる絶品惣菜でした。
3．『成城石井 BAKERY』の人気パンも並ぶ。大阪で人気の「カレーパン」も
今年、大阪・京橋に開業した『成城石井 BAKERY』が、成城店に登場。東日本初進出で、店内で焼き上げた約30種類のパンが並びます。
特に気になるのが、京橋店で多い時は1日500個売れるという「成城石井 BAKERY ごろっと黒毛和牛と7種野菜と10種スパイスの焼きチーズカレーパン」。中の具が多すぎるため、あえて“焼き”にしたのだとか。手に持つと想像の倍以上の重さで驚きました。
その他にも、店内調理の成城店限定商品がいくつもありましたよ。
4．選りすぐりの逸品を国内外から厳選！ ワインやウイスキーは1000種類以上
成城店では酒売り場を拡張し、ワイン約800種類、ウイスキー約300種類を集め、成城石井全店で最大規模の品揃えを実現。さらに全店トップ収納数である計330本収納可能なワインセラーも設置しています。千円代から数十万円のものまで幅広く揃い、タイミングによっては90万円ほどの超高額ワインが並ぶこともあるとのこと！
調査結果：成城店は“限定尽くし”の特別な店舗に生まれ変わっていた
他にも「成城店限定ギフト」「成城店限定オードブル」「成城店限定コースデリバリー」などのサービスが11月下旬から順次始まるようで、リニューアルオープンした成城店のスペシャル感は想像以上でした。これは話題になりそう！
（撮影・文◎佐々木舞）
コメント