11月24日・25日に初めての単独ドーム公演を開催する、11人組のグローバルボーイズグループ・JO1。今年で2年連続となる「NHK紅白歌合戦」への出演が決定し、アジア各国を回るツアーも大盛況と、国民的なグローバルグループへと成長を遂げている。そんなJO1から今回、木全翔也と白岩瑠姫がウォーカープラスに登場。8月にスタートして無事に駆け抜けたアリーナツアーや「HOT JAPAN」企画についてなど、ウォーカープラスの視点でさまざまな話を聞いた。

【写真】牛タンが好きすぎる木全翔也と、インタビューの取れ高を心配してくれた白岩瑠姫

■「ラーメン海鳴」も行ってみたい!

――「2023 JO1 2ND ARENA LIVE TOUR 'BEYOND THE DARK'」は、JO1にとって2回目のアリーナツアーですね。これまでの公演を振り返ってみていかがですか?(※インタビューはアリーナツアー大阪公演の前に行っています)

木全:そうですね、おいしいものをたくさん食べました!

白岩:(笑)

――公演順に、それぞれの地方で食べたグルメを教えてください。

木全:名古屋では、ひつまぶしを食べに行きました。僕は愛知県出身でひつまぶしを食べて育ってきたんですが、そこのお店は本当においしかったです!特に、「白焼きひつまぶし」という真っ白なひつまぶしがあって、それがすごくおいしかったですね。

白岩:僕は魚が食べられないんですよ。だから、他の10人がひつまぶしを食べているときに別のもの食べていたんですけど(笑)、その中でも味噌カツと五目あんか焼きそばがめっちゃおいしかったです。

木全:うなぎの小骨が嫌いっていう人は多いですよね。実は僕も嫌いだったんですけど、今回食べたひつまぶしは小骨が全然なかったんです。今まで、僕の好きな名古屋グルメは手羽先油そばでしたが、そこで初めてうなぎがトップに躍り出ました!後日そのお店も紹介されるはずなので、うなぎが苦手な方は是非行ってみてください。

白岩:次は、宮城だね。

木全:宮城は牛タンですね。ライブの前日に牛タン屋さんで食べて、会場にもケータリングで来てくれたので、いろいろな牛タンを食べられてうれしかったです。牛タン最高!牛タンが好きすぎて、東京に帰って来てすぐ「ねぎし」でも食べました(笑)。

白岩:本場の牛タンと東京の牛タンを比べてみたかったんだね(笑)。どうだった?

木全:どっちもおいしかったです(笑)。

白岩:次は、広島。

木全:初めて広島でお好み焼きを食べたんですけど、そばが入っているのを知らなかったんですよ。うどんにも変えられるみたいで、それがすっごくおいしかったです。そのお店は他のおつまみメニューもおいしくて、中でも「せんじ肉」っていうホルモンを揚げて一夜干ししたという料理がビールに合うと書いてありました!

白岩:広島のお好み焼き、おいしかったね。その次の福岡では、前回のKIZUNAツアーでケータリングにも来てくださった有名な「Shin Shin」さんのラーメンをまた食べたかったんですけど、今回は残念ながら行けなかったので次こそは絶対に食べたいです。

木全:「ラーメン海鳴」も行ってみたいんだよね。福岡はラーメンがおいしい!あと、福岡にはよくスタッフさんが連れて行ってくれるお決まりのお店があるんです。今回もそのお店に行って、生きたままのイカを食べました。もちろん、モツも食べましたね。

白岩:僕は、モツも食べられないんですよ。

木全:えぇ~!なんで?

白岩:なんか苦手で。だからメンバーとも行けなかったです(泣)。最後の大阪では、やっぱり串カツが食べたい!

木全:あとは、大阪でもお好み焼きが食べたいね。

■奨くんの実家は大変、興味深いです(笑)

――広島と宮城での公演は今回が初めてでしたよね。ファンのみなさんの反応は、いかがでしたか?

白岩:広島と宮城は、熱量も声量も本当にすごかったです!他の地域と比べて会場が少し狭かったのかな?それでも他に負けないくらい熱かったです。やっぱり初めて行くというのもあって、待っていてくれたんだなというのがすごく伝わってきました。

木全:宮城は会場が結構山奥だったので、びっくりしました。公演の日は雨も降っていたので、そんな中でファンの方が並んでくださっているのを見て、大変そうだなと心配でしたね。あとはやっぱり牛タンがおいしかったです。牛タンが嫌いな人、いないですよね?

白岩:いや、さすがにいるよ(笑)。

――ちなみにお二人は、公演で地方を訪れたらお土産を買う派ですか?

木全:買います、自分に。お酒に合うおつまみとか、モツとか、海鮮ラーメンとか。

白岩:お土産はあまり買わないんですけど、そこでしか飲めないようなご当地の飲み物とかを楽しんだりはしますね。

――まだ公演で訪れたことがない地域で、行ってみたいところはありますか?

(二人同時に) 白岩:沖縄!/木全:北海道

――きれいに南北で分かれましたね(笑)。

白岩:俺も、北海道と沖縄で迷ったよ。でも、北海道はお仕事で2~3回くらい行かせていただいたことがあるんですけど、沖縄には行ったことがなくて。

木全:確かに、僕も沖縄は行ったことないから行きたい!でも、ちょっと暑そう。

白岩:今くらいの時期なら、涼しくてちょうどいいんじゃない?どうせ行くなら夏に行きたいけどね。翔也は、なんで北海道なの?

木全:それはやっぱり、海鮮ですよ。お寿司はもちろん、おつまみもおいしいです。

白岩:僕が沖縄で食べたいのは、ソーキそば。そしてライブが終わった後に、(與那城)奨くんの実家に行きたいです(笑)。

木全:写真で見る限り、奨くんの実家がめっちゃ楽しそうなんですよ。にぎやかそうで。

白岩:奨くんの実家は大変、興味深いです(笑)。

――先ほどから、木全さんはよく“おいしいおつまみの話”をしてくださっていますが、どんなお酒がお好きなんですか?また、そのお酒に合うおつまみは?

木全:そんなに頻繁に飲むわけではないんですけど、おうちで梅酒を漬けています。でも、梅酒はそれ自体がおいしくて飲んでいるので、梅酒に合うおつまみは考えたことないかも。ビールだったら焼き鳥とかホルモン、スパイシーなものやブラックペッパーが効いているものを合わせたくなりますね。

■魚たちと手をつないで「Dreaming Night」を踊りたい

――「HOT JAPAN」のプロジェクトでも、日本のさまざまな地域を訪れて美しい景色をバックにパフォーマンスしていらっしゃいますが、次はここで撮影したら面白そうだなぁと思うところはありますか?

木全:それこそ、沖縄!沖縄の「美ら海水族館」。あ、でも水槽の前でフラッシュはたけないから無理かな?(笑)僕がイルカにのって「いぇーい!」って出てくるシーンとか、できないですかね?

白岩:翔也が水の中でも使えるカメラを持って、ソロショットのときに水槽の中に入ってジンベイザメに食べられるとかならいいと思う(笑)。

木全:それはちょっと怖いですね…。

――ちなみにそれは、どの曲のイメージでしょうか?

木全:海っぽい、魚っぽい曲…あります?

白岩:夏っぽい曲だと「STAY」かな。

木全:もしくは「Dreaming Night」で、魚たちと手をつないでこうやって…。

白岩:魚を踊らせる、と(笑)。

木全:イルカあたりならやってくれそう。「My Friends」でもいいですよ。

白岩:僕は東京都出身なので、東京タワースカイツリー撮影してみたいです。東京タワーはドラマのワンシーンとかでも映っていたりするし、どこかビルの屋上とかで綺麗に撮影できそう。あとはレインボーブリッジもいいですね。「Phobia」とか「Safety Zone」みたいなムーディでセクシーな曲を、夜景と共に撮りたいです。

木全:「Dreaming Night~Acorstic ver.~」とかね(笑)。

白岩:レインボーブリッジのところで、お台場の花火とか上がってたら最高ですよね。あ、でも花火はもうやったか。やりたい演出があったら、早く先にやらないと!(笑)

■海外公演は、日本とは全く違う新しい経験ができる貴重な機会

――今回、初めてのアジアツアーも開催されます。アジアツアーで楽しみなことは?

木全:いろんな地域でご飯を食べること!台湾なら台湾ラーメン、タイならナシゴレン。

白岩:すごいな、各国をすぐ食べ物で変換できるの。いい特技だね(笑)。

木全:あと、僕はパッタイが大好きなので、「KCON」でタイを訪れたときも本場のパッタイを食べにいきました。

白岩:タイから帰ってきた直後のANNで、パッタイは同じ店で頼んでも食べる人によって味の感じ方が違うっていうのが話題になりました。僕と(佐藤)景瑚と(大平)祥生が出演した回で、パッタイはどんな味だった?という話になったんですけど、僕は辛かったんですよ。そしたら祥生は酸っぱかった、景瑚は甘かったって言っていて。それで盛り上がったのが印象的ですね。

木全:僕は甘さと酸っぱさを感じたかな?辛さに強いから、あまり辛く感じなかったのかも。

白岩:リスナーの方に聞いたら、いろんな調味料が使われているから、ある意味どれも正解らしくて。食べる人の感じ方や、そのとき作った量とかによっても毎回味が変わるらしいです。

――海外での初単独公演になりますが、その点はいかがでしょうか?

木全:海外進出したいという目標はデビューしたときからずっと言っていたので、その一歩目ということで気合いが入っています。今までも、単独ではないんですけど海外公演をやらせていただく中で、すごくテンションが高いファンの方が多いなという印象がありました。「KCON」のときも、その熱い反応がうれしかったという思い出があるので、いろいろな国でパフォーマンスをしたいなと思っています。

白岩:僕も同じで、今まで「KCON」でタイとLAに行かせていただいたんですけど、やっぱりノリ方や盛り上がり方が日本とは全然違うんですよね。もちろんどっちがいいとかじゃなくて、日本とは全く違う新しい経験ができる場として、海外公演は貴重な機会だと思っています。だから今回のアジアツアーも、JO1にとって新しいものが発見できたり、成長できたりするいい機会になるんじゃないかなと思っているので、すごく楽しみです!

木全:ありがとうございます。

白岩:あれ?インタビュアーが2人になってる(笑)。

ブルーノ・マーズさんにも是非、見に来てほしいです!

――11月24日、25日には初めての京セラドーム大阪での公演が控えています。お二人にとって、思い出深いドーム公演はありますか?

木全:ドームと言ったら、やっぱり野球のイメージが強いです。僕が初めて野球を見に行ったのが名古屋ドームだったんですけど、目が悪くてあまりよく見えなかったし、延長戦が長くて退屈していた記憶があります(笑)。でもドームがすごく広くて、お客さんもすごくたくさんいたことは印象深くて。僕らの場合は、普段はフィールドとして使われているところにもお客さんがいらっしゃるわけですよね。野球の試合で見たときよりも、もっとすごい景色が広がっているんだろうなと思うので、とても楽しみです。

白岩:僕は、L'Arc〜en〜CielHYDEさんに可愛がっていただいているんですけど、去年ラルクさんの30周年ライブで東京ドームにご招待いただいたんです。そのときはまだJO1のドーム公演は決まっていなくて、僕も何年後かに絶対やりたいな、恩返しとしてHYDEさんをご招待したいな、と思っていたんです。だから今回の京セラドーム大阪でのライブが決まってHYDEさんをお誘いしたら、すごく喜んでくださりました。大阪ですし、お仕事の都合もあるので来られないと思うんですけど、今後東京ドームで公演できることになったら、そのときも是非ご招待したいなと思っています。本当に可愛がっていただいているので、HYDEさんと同じステージに立っているところをお見せできたらうれしいです。

木全:僕は以前、ブルーノ・マーズさんのライブに行ったので、いつかブルーノ・マーズさんも僕らのライブに…(笑)。

白岩:アメリカのマディソンスクエアガーデンとかでやったら、もしかしたら来てくれるかもしれないけど(笑)。でも、夢は言っていたら叶いますから!その代わり、言い続けてくださいね。

木全:はい!ブルーノ・マーズさんにも是非、見に来てほしいです!

――それでは最後に、ドーム公演に向けた意気込みを教えてください。

木全:アリーナツアーはここまでみんな怪我もなく無事に走ってこられたので、このまま最後まで駆け抜けたいです。そして、もちろんドーム公演でも面白いことを考えています。僕らも一生懸命準備しているので、みなさん楽しみにしていてください!

白岩:単独公演でドームに立つのは初めてなので、嬉しさと同時に不安もありますし、いろんな気持ちでいっぱいです。そんな舞台をJAMのみなさんや今まで支えてくれた家族とかが見に来てくれるということで、自分の人生で一番の大舞台になると思いますし、かましてやりたいと思っています!

木全:熱い言葉、ありがとうございます!

白岩:インタビュー、ほとんど食べ物の話でしたけど…大丈夫でしたか?(笑)

JO1の木全翔也と白岩瑠姫が、アリーナツアーを振り返りつつドーム公演に向けた意気込みを語る!/ 撮影=nara/ヘアメイク=西尾さゆり、佐々木美香/スタイリング=ホカリ キュウ