放送作家の鈴木おさむが22日に配信された佐久間宣行の公式YouTubeチャンネルに出演。東日本大震災発生直後に行われた番組収録で、SMAPメンバーが語った言葉について明かした。

【動画】鈴木おさむ×佐久間宣行が“伝説の瞬間”についてトーク 木村拓哉の“熱湯風呂”話も

 動画では、放送作家として『笑っていいとも』『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)『SMAP×SMAP』(カンテレフジテレビ系)など数多くの人気番組に携わってきた鈴木が2024年3月末の引退を前に、テレビプロデューサーの佐久間を相手に“自身が目撃した伝説の瞬間”についてトークを展開。

 鈴木は2011年3月の東日本大震災発生時に、自身がパーソナリティを務めるラジオ番組の生放送中だったことを語りつつ、話題は3月21日の『SMAP×SMAP』生放送の思い出へ。震災直後、芸能人が東京から大阪や沖縄へ避難している状況の中、当時のSMAPマネージャーからの“生放送をしたい”という要望に応えて準備を進めたとのこと。生放送に向けた企画会議中も大きな余震があったそうで、当時の心境について鈴木は「やんない方がいいんじゃないかっていうくらいの気持ちになるんですよ、みんな。怖すぎて」と告白。

 そして鈴木は、『SMAP×SMAP』生放送が始まってメンバーの中居正広が第一声で「我々SMAPは、東京お台場にいます」と視聴者に語りかけた場面を紹介すると「その一言でたぶん何十万人という人が“SMAPがいるんだったら”と思って安心したんじゃないかと思って」と語った。また当時の生放送の中で木村拓哉が「俺も電池の買い占めをしちゃったよ」と後悔まじりに語って反省してみせたエピソードを紹介すると、鈴木は「木村拓哉ってすごい」「とてつもないリアリティ」と称賛していた。

 さらに鈴木は2011年夏放送の『FNS27時間テレビ』(フジテレビ系)で、香取慎吾草なぎ剛福島県を訪れた際のエピソードも紹介。収録会場に来ていた福島の住民が“福島に来てくれてありがとう”と書いたボードを持っていたことを明かし、出演者と会場が一体となり大成功に終わった収録の後、香取が草なぎに「俺らこの仕事につけて良かったね」と語っていたことも明かすと、福島県出身の佐久間が「オレ今泣きそうです」とコメントしていた。

 鈴木が紹介したSMAPのエピソードにはコメント欄へ称賛の声が寄せられ「SMAPの話、めちゃくちゃ感動しました…」「やっぱりSMAP偉大」「ボロボロ泣いた」などの反響が集まっている。

引用:佐久間宣行公式YouTubeチャンネル「佐久間宣行のNOBROCK TV」

鈴木おさむ  クランクイン!