アメリカのヴァージニア州にある『ハリソンバーグ警察署』に「車の中から子猫が放り出された」という、目撃者からの通報が入りました。

すぐに現場に向かったラッグ巡査は、そのかわいそうな子猫を動物保護施設に連れて行くことにします。

子猫を抱き上げようとすると、子猫が彼の身体を這い上がってきて、ゴロゴロとノドを鳴らしながら首に寄り添ってきたのだそう。

怖い思いをした子猫は、ラッグ巡査に保護されてきっと安心したのでしょう。

ところが保護施設に到着してからも、子猫はラッグ巡査の肩にくっついて離れなかったのです。

さらに、施設は収容スペースにほぼ空きがないことが判明。

その瞬間、ラッグ巡査の心は決まりました。

彼は自らが里親の申し込みをしたのです。

こうしてチャーリーくんと名付けられた子猫は、ラッグ巡査の家族になりました!

『ハリソンバーグ警察署』がFacebookで、「今やラッグ巡査とチャーリーは、本物の犯罪撲滅コンビです」とチャーリーくんを保護した経緯を報告。

チャーリーくんのお気に入りの仕事は「ラッグ巡査の肩から監視することと昼寝、そして愛らしいこと」だそうです。

彼らのツーショット写真は2千回以上シェアされ、喜びの声が上がりました。

・ラッグ巡査、ありがとう!あなたはとっても優しい人だ。

チャーリーくんは彼を選んだんだね。

・彼らの絆がこれからも長く続いていきますように。

車の中から放り出されるというひどい目に遭った直後に、ラッグ巡査という家族を手に入れたチャーリーくん。

出会った瞬間からラッグ巡査にべったりだったのは、「あなたをパパに決めた!」という意思表示だったのかもしれませんね!


[文・構成/grape編集部]

出典
Harrisonburg Police Department
Harrisonburg Police Department