秋アニメも面白い作品目白押しですね。
さて、アニメファン界隈でこんな話題が飛び交いました。
アキバ総研-【週間ランキング】2011年10月第3週のアキバ総研アニメ注目作品トップ10-[秋葉原総合情報サイト]
男性注目度ランキング……えっ?
一位のgdgd妖精sって何!?
2位の「侵略!?イカ娘」や3位の「僕は友達が少ない」はわかりますよ。原作もファンめちゃくちゃ多いですしね。
しかし「gdgd妖精s」って名前も聞いたことないぞ、そんな番組あったの?くらいですよ。しかも15分番組ですよ。
これはあくまでも一部の統計だから、まあ、たまたまなのかなーとおもいきや、友人のアニメファン達が一斉に薦めてきます。「gdgd妖精s」は見たほうがいい、と。
コレは何かある、と思ってニコニコ動画で配信されている「gdgd妖精s」を早速見て仰天。
gdgd妖精sぐだぐだふぇありーず)
一見かわいい3Dのマスコットグダグダ話をしているだけのゆるいアニメに見えますし、実際そうなんですが、うん、このシュールさとテンションおかしい。

Aパートはゆるーいボケとツッコミの漫才です。基本キャラは座ったままで、ダラダラしゃべくるだけ。まあここまでなら、かわいいねえ面白いねえ、で済みました。ほとんど飲み会の会話です。
しかし、Bパートになると一気におかしなことになります。舞台はメンタルとタイムのルーム。えっ、それなんか聞いたことが……直訳すると、精神と時の……おっとっと。
デフォルメされたキュートキャラが、無駄によくできた動物や人間のCGを使って競技を繰り広げるという謎の展開になるのです。
このへんからツッコミようがなくなります。なぜおじさん跳び」とかの発想が出るのか……。また気持ち悪いくらいCGがリアルで困ります。
Cパートアフレ湖になると、フリーダム度全開。
(おそらく作っている側も)訳のわからない映像に対して、声優さんたちが思い思いにアドリブをするのです。
もうこのパートに来ると、声優さん達もキャラを演じるということを捨ててのお題トーク大会状態。おそらくプレスコと思われます、アドリブにあわせてキャラが動くという構成になっています。まとめるということをしないカオスな展開なので、時間の尺が合わないことすらも多々。
じ、自由すぎる……。

こういうノリの番組、実は全くなかったわけではありません。
かつてあったのです。1992年から放送されていたウゴウゴルーガ
子役のウゴウゴ君とルーガちゃんが、3DCGキャラアドリブで会話をするのがメインの番組です。
ハイテンション極まりないトークリアル3DCGキャラのぴくぴくする動き、サイケデリックな画面と音楽、シモネタの数々など、伝説の番組でした。苦情が殺到したこともあるとか何とか。
まあ、子供番組として作られましたし、早朝でしたしね。ぼくも見ていましたが、異様なハイテンションが面白い番組でした。

gdgd妖精s」は、意図的にカオスさを生み出している作品です。
ウゴウゴルーガ」のような、ぐだぐだ感、アドリブを生かしたテンションリアルキャラデフォルメキャラをごちゃ混ぜにした混沌とした画面。
会話の内容も声優さん達の素の部分丸出し。
「台本に書いてないもんね」「朝10でこのテンションは自分でもちょっと変だと思う」など、セリフキャラと平気で乖離しているぶっちゃけトークですが、なんの問題もありません。
テレビでの放送はMXテレビ水曜日深夜3時に放映しています。
だからなのか、公式サイトでも「平日深夜3時からの15分アニメ、期待する人なんかいなくね?」「こんなCG作家がひとりでMMDを使って作ってるような作品」ぶっちゃけっまくり。やりたい放題です。
当然、ストーリーなんてないので頭を空っぽにしてみるのがベスト
ウゴウゴルーガ」や「スキージャンプ・ペア」が好きな人には絶賛オススメ。
他にもラジオ番組が好きな人や、バラエティが好きな人に見ていただきたい、まさかの展開だらけのアニメです。

声優さんは「「探偵オペラ ミルキィホームズ」」でシャーロック役などをやっていた三森すずこ、同じくアルセーヌ役などを演じる明坂聡美、「らき☆すた」の日下部みさお役などをやっている水原薫の三人。
企画・映像監督・キャラデザインは菅原そうた。兄はB-DASHボーカルGONGON、父も歌手のすがはらやすのりという家族で育ち、漫画家タカナカツキの元で学んで「バカCG作家」と認定された経歴の持ち主。
うむ。この謎作品ができた理由がちょっとわかる気がする。
声優さんのキャラを知っていると、さらに楽しくなりますが、なーんにも知らなくて大丈夫です。
なんにも考えないほうが楽しいです。

いやあ、こういうめちゃくちゃを作っちゃえるっていいねえ。
にしても、移転のサイトTOP絵がひどい。
gdgd妖精s公式サイト」移転のお知らせ
なにを考えてこうなっているのかぼくにはわかりません。
敬意をこめて「ばかだな!」と言いたいです。
11月3日までならニコニコ動画で全話見られるので、この機会に是非!
にしても、ニコニコのタグってアップした本人(つまり制作スタッフ)が変えられないようにロックできるんですが、「大穴」ってタグをロックするとは。
シュールハイテンションな作品は他にもあったと思いますが、自ら大穴と言っちゃう番組は初めて見ました。
ほんともうね……バカじゃないの!(敬意)
たまごまご)

かわいいキャラと、謎のハイテンションと、キテレツなリアルグラフィックとアドリブをミックス。カオス極まりない「gdgd妖精s(ぐだぐだふぇありーず)」が(自称)大穴! 「ウゴウゴルーガ」世代なら必見ですよ