日向坂46齊藤京子が主演を務める土曜ナイトドラマ「泥濘の食卓」(毎週土曜夜11:30-0:00、テレビ朝日系)の第6話が11月25日(土)に放送される。

【写真】頭に包帯を巻いた姿でほほ笑むちふゆ(原菜乃華)

■「泥濘の食卓」とは

同ドラマは、2016年に漫画「悪い夢だといいのにな」で「第75回ちばてつや賞」大賞を受賞した漫画家・伊奈子氏による「泥濘の食卓(ぬかるみのしょくたく)」が原作。不倫相手と幸せになりたいという思いから、ある家族に寄生する“パラサイト不倫”を描くストーリーとなっている。

■吉沢悠・原菜乃華ら、登場人物の役柄を詳しく紹介

齊藤が演じる捻木深愛(ねじき・みあ)は、田舎町のスーパーで働き、母と二人暮らし。抑圧の強い母親のもと、常に否定されながら育てられたため、自己肯定感が低い、という役どころだ。また、齊藤演じる深愛が働くスーパーの店長・那須川夏生を吉沢悠が、那須川の妻・那須川ふみこを戸田菜穂が演じる。

さらに、那須川のひとり息子で、進学校に通う高校生・那須川ハルキを櫻井海音が演じる他、ハルキの幼なじみで、ハルキに異常なほどの愛情を抱く尾崎ちふゆを原菜乃華、深愛の母・捻木美幸を筒井真理子が演じる。

■原菜乃華“ちふゆ”、突き飛ばされて階段から落下…第6話のあらすじ

襲いかかってくるちふゆ(原)から深愛(齊藤)を守るため、ハルキ(櫻井)はちふゆを突き飛ばし、ちふゆは階段を転がり落ちてしまう。連絡を受け慌てて病院に駆けつけた那須川(吉沢)に、ハルキは帰れと言うだけで何も事情を語らない。

そんな中、頭に包帯、腕にギブスをしたちふゆが診察室から出てきて、自分が勝手に転んだだけだと明るく伝える。そんな3人の元へ、飲み物を買いに行っていた深愛が戻ってきて、那須川は驚く。

深愛、那須川、ハルキの気まずい空気を感じたちふゆは、那須川と深愛が不倫していること、ハルキがそれを知りながら深愛を好きなことを確信。面白がって、深愛とハルキが二人で逃げようかと話していたのを自分が止めたと、那須川に言い出し、3人は凍り付く。

帰宅した深愛はハルキとのことを思い返し、ハルキが本気で自分と逃げようと訴えてきたことに戸惑い、混乱していた。一方、那須川も深愛のことを考えながら、深愛の純粋さに怖さを感じる。同時に、自分のある過去を思い出す。

そんなある日、またしてもハルキのマンションにちふゆが押しかけてくる。部屋を閉め切ったまま、ちふゆの呼びかけにも答えずに怯えるハルキだったが、やがてちふゆの声色が変わり、「腕、痛い。早く開けて」とけがさせたことで脅すかのように命令口調になる。諦めてちふゆを部屋に入れたハルキは、ちふゆの抜け出せない地獄へと引きずり込まれていく。

■吉沢悠“那須川”「深愛ちゃん、君は怖い」

公式ホームページの予告動画では、深愛がふみこ(戸田)に「強くなりましょう」と語りかけ、ふみこが涙を流す場面から始まる。そんな中、深愛はふみこから「あの人、昔不倫してたの」と那須川の過去について告げられる。

一方、ちふゆはハルキに「私にけがをさせたことは秘密にしといてあげる」と言われ、「この女イカれてる」とつぶやく。

さらに、歩道橋の上で真剣な表情で電話をするハルキの姿や、深愛、那須川、ハルキの3人で車に乗る姿が見られる他、「深愛ちゃん、君は怖い」と語る那須川の姿が映し出されている。

「泥濘の食卓」第6話より/(C)テレビ朝日