吉田輝星

きょう24日に、北海道日本ハムファイターズからオリックス・バファローズへのトレードが発表された吉田輝星投手をめぐり、X(旧・ツイッター)では、吉田投手を広島東洋カープが獲得する可能性について話題となっている。

 

■西川龍馬の人的補償が話題に

2018年夏の甲子園の“金農旋風”で話題となった吉田投手だが、きょう24日に黒木優太投手との交換トレードでオリックスへ移籍することが発表され、電撃トレードとして注目を集めた

そんな中、国内FA権を行使し、広島からオリックスへの移籍が決まった西川龍馬選手の人的補償をめぐって、Xでは「オリックス吉田輝星投手をプロテクトしなければ、カープ人的補償で獲得することができる」と指摘する声があがり、「プロテクト」がトレンド入り。

 

関連記事:“金農旋風”日ハム・吉田輝星の電撃トレードに驚きの声 「ファンフェスが最後だったなんて」「大覚醒してほしい」

■獲得の対象となるのは…

FA移籍における人的補償は、移籍する選手が所属していた球団が、移籍先の球団から別の選手を獲得する制度。FA移籍する選手のチーム内での年俸上位1~3位をAランク、4~10位をBランク、11位以降の選手をCランクとし、A、Bランクの選手の場合に発生する。

移籍先の球団は、支配下登録全選手の中から28人を選んで「プロテクト」をかけ、補償の対象から外すことができる。

直近のドラフトで入団した新人選手、育成選手はもともと対象外だが、複数年契約の選手や、外国人枠の適用外となった外国人選手、さらにはシーズンオフに入団が決まっている選手についても、プロテクトをしなければ対象となるようだ。

 

関連記事:巨人・中田翔が複数年契約を解除し自ら自由契約に 「覚悟を感じる」の声

■「シャレにならん」「信用問題」さまざまな声

Xでは、「これうっかり吉田輝星がプロテクト外れてたら獲れるの?」「吉田さんが広島に行く可能性があるのね」「トレードして、人的補償カープとかびっくりするわ!」「広島に取られたらシャレにならんで…」といった声が。

また、「まあ普通に考えてプロテクトするやろなあ」「わざわざこの時期にトレードで取った選手をプロテクトしないとは考えられない」「ルール上絶対じゃないが、しないと何のためのトレードと批判の的やぞ」「これで外すと信用問題になるからさすがにプロテクトするんじゃないかな?」との意見も。

その一方で、プロテクトリストの提出後に吉田投手を登録するのではとの見方や、すでにリストを提出した後にトレードを行ったのでは、との見方を示す人もいた。

オリックス移籍の吉田輝星、人的補償で広島入りの可能性浮上? 「プロテクト」が話題に