悩み・ストレス

「知らない人の精子より、知っている人の精子のほうがいい」と友人に言われ、納得した女性。さまざまな候補を検討した結果、「親友の精子ならバッチリ」と考えるようになった。

 

■子供を望む30代女性

今から2年前、海外で暮らす女性が妊娠と出産に関するプランを立てた。「33歳になっても恋人がいなければ、自分ひとりで赤ちゃんを産んでママになろう」と考え、貯金を開始。いざとなれば精子バンクを利用し、体外受精で妊娠しようと考えたのだ。

それから2年。恋人ができないまま33歳になったため、精子バンクを使おうと考えていた女性に、ある友人が意外なことを言い出した。

「全然知らない人の精子を使う気?」「知人にお願いしようとは思わなかったの」と言われハッとした女性は、理想的な知人がいないかじっくり考えてみることにした。

 

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■イケメン医師として働く親友

女性は2ヶ月ほどさまざまな選択肢を考えたが、「この人なら…」という人物はひとりしか思いつかなかった。16歳の頃に知り合った親友の男性であれば、精子提供者として申し分ない。

男性は医師で、同じ町で暮らしている。しかもハンサムで背も高く、健康上の問題を抱える家族はひとりもいないのだ。ただ男性には妻がいる。子供はまだいないが、「来年にはつくる」という話を女性は覚えていた。

 

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■妻の存在もネック?

女性は男性から「俺たち夫婦に子供が生まれたら、君がゴッドマザーになってやってよ」とお願いされているため、今後も男性の家族との交流は続くはずだ。望み通り精子をもらえれば、男性に子供を会わせてあげることもできるだろう。

ただ、古い友人である男性に「精子をちょうだい」と言うのは気が引ける。男性の妻がどう思うかも心配だ。

悩む女性がネット掲示板『Reddit』に投稿し、「どのように話を持ちかければいいですか」と質問を投げかけた。

 

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■「絶対やめて」と止める人続出

投稿を読んだユーザーからは、「親友にお願いするのは駄目」という声が噴出。「奥さんが同意してくれるわけがない」「そんなことを頼んだら友情も終わると思う」といったコメントが多数書き込まれた。

また一部ユーザーは、「私が親友の妻なら、友達付き合いはやめてもらう」「精子提供者にパパの役割を期待するなんて変だ」「まだ若いしお金も用意できているのだから、選択肢はあれこれあるはず」という意見も寄せられている。

既婚者の親友に精子提供を望む女性 「奥さんは嫌かしら」の考えに批判相次ぐ