ボーンマスに所属する元オランダ代表FWジャスティンクライファートが、移籍後初ゴールを記録した。

 ボーンマスは25日に行われたプレミアリーグ第13節でシェフィールド・ユナイテッドと対戦。12分にマーカス・タヴァーニアーが先制点を挙げる。前半終了間際、高い位置で相手GKからボールを奪ったクライファートが無人のゴールへと流し込んで追加点を記録。51分にタヴァーニアーが自身2点目をマークすると、終盤に1点を返されたものの、ボーンマスは3-1で勝利した。

 データサイト『Opta』によると、クライファートは5大リーグプレミアリーグラ・リーガブンデスリーガセリエAリーグ・アン)の全てで得点を記録した、21世紀史上2人目の選手になったという。

 元オランダ代表FWパトリッククライファート氏の次男であるクライファートは、現在24歳。アヤックスの下部組織で育ち、2017年1月に17歳でトップチームデビューを飾った。2018年夏にローマへ完全移籍したものの、主力には定着できず、ライプツィヒ、ニース、バレンシアへの期限付き移籍を経験した。2023年夏、ローマからボーンマスに完全移籍し、今季はプレミアリーグの10試合とリーグカップの2試合に出場している。

 21世紀でクライファートよりも先に5大の各リーグで得点を挙げたのは、現在オリンピアコス(ギリシャ)に所属しているモンテネグロ代表FWステヴァン・ヨヴェティッチだ。11月に34歳となった同選手は、パルチザン(セルビア)で16歳にしてデビューを飾り、2008年に加入したフィオレンティーナブレイク。その後はマンチェスター・シティインテルセビージャモナコ、ヘルタ・ベルリンプレーしてきた。

【試合ハイライトシェフィールド・U 1-3 ボーンマス

移籍後初ゴールを挙げたクライファート [写真]=CameraSport via Getty Images