メーガン妃が2021年、チャールズ皇太子(当時)に送った手紙の中で、生まれてくるアーチー君(当時)の肌の色を懸念した2人の名前を記載していたことが明らかになった。王室に関する新たな暴露本によると、メーガン妃は「王室内の無意識の偏見と無知に取り組む必要がある」と考えており、義理の父と手紙のやりとりをしたそうだ。

英王室伝記作家オミッド・スコビー氏による新たな暴露本『Endgame(原題)』が現地時間11月28日に出版されるが、同著でメーガン妃チャールズ皇太子(以下、当時)に送った手紙の内容について書かれていることが明らかになった。

ヘンリー王子とメーガン妃は2021年3月に放送されたオプラ・ウィンフリーのインタビュー番組に出演した際、妃が第1子アーチー君(当時)を妊娠中、王室メンバーの1人が「生まれてくる赤ちゃんの肌の色の濃さを懸念した」という爆弾発言をしていた

その時、オプラが「その会話をしたのは誰?」と尋ねたものの、メーガン妃は「彼らにとって非常に大きなダメージになるから」と言い、その人物を特定することを避けた。

今年4月に英メディア『The Telegraph』は、メーガン妃がオプラの番組に出演後、チャールズ皇太子と手紙のやりとりをしたことを伝えた。妃が義理の父へ送った返信には、生まれてくる赤ちゃんの肌の色について語った王族の名前が明記されていたと報じていた。

そして現地時間24日、英メディア『The Sun』がオミッド氏の新たな暴露本『Endgame』の一部を引用し、メーガン妃がチャールズ皇太子に宛てた手紙のさらなる詳細を伝えた。

同メディアが確認した同著の内容によれば、メーガン妃の手紙には当時の“会話”に参加した2人目の人物の名前も明記されているそうだ。その人物は、王室メンバーかスタッフかは不明だが、王室内の関係者であることは確かだという。

オミッド氏はメーガン妃が明記した2人の名前を知っているものの、「英国の法律では、彼らが誰であるかを報告することはできない」と主張している。

同氏によると、メーガン妃は「王室内の無意識の偏見と無知に取り組む必要がある」と考えていたそうだ。

一方でチャールズ皇太子は、メーガン妃への返事を書く際に「強く感じていたことを、はっきりさせたかった」そうで、手紙では「悪意やさりげない偏見などは関与していない、と感じていることを表現したかった」という。

同著では、2人の手紙の内容について「具体的な出来事についての恨みはなかったが、他の多くの懸念は未解決のままであった」と綴られているそうだ。

そしてオミッド氏は、メーガン妃とチャールズ皇太子が手紙のやりとりをした結果、2人の間には「お互いの意見を聞いた」という感情が生まれたと主張している。

画像は『Oprah Daily 2021年3月6日付Instagram「In a newly released clip,」』『The Duke and Duchess of Sussex 2019年11月14日付Instagram「Happy birthday to His Royal Highness The Prince of Wales」』『The Royal Family 2019年5月8日付Instagram「The Duke and Duchess of Sussex were photographed with their newborn son earlier at Windsor Castle today.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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