ウルヴァーハンプトン(ウルヴス)は、アーセナルに所属するイングランド代表GKアーロンラムズデールの獲得に関心を示しているようだ。25日、イギリス紙『スター』が報じた。

 ウルヴスでは現在、ポルトガル代表GKジョゼ・サが正GKを務めているものの、同選手に対してはサウジアラビアの複数クラブが関心を寄せている模様。ウルヴスはサに3500万ポンド(約66億円)の値札を付けており、同選手の売却に成功した場合の代役として、ラムズデールをトップターゲットに据えているという。

 現在25歳のラムズデールは、ボーンマスやシェフィールド・ユナイテッドを経て、2021年夏からアーセナルに所属している。ドイツ代表GKベルント・レノ(現フルアム)から定位置を奪い、過去2シーズンはレギュラーとして活躍。しかし、今季はブレントフォードから加入したスペイン代表GKダビド・ラヤに守護神の座を奪われ、公式戦出場は8試合にとどまっている。

 ウルヴスは財政的な事情から、買い取り義務が付いた半年間の期限付き移籍をアーセナルにオファーすると見られている。出場機会が約束された移籍はラムズデールの目にも魅力的に映りそうだが、今冬の移籍は果たして実現するのだろうか。

アーセナルで出場機会を減らすラムズデール [写真]=Getty Images