『週刊プレイボーイ』に水着グラビアで登場した小池里奈と紗綾
『週刊プレイボーイ』に水着グラビアで登場した小池里奈と紗綾

長年にわたりグラビアの最前線で活動し続けてきた美少女同士がまさかの対談!! ジュニアアイドルとして活動し、今日まで数々の伝説を生み続けてきた小池里奈(こいけ・りな)紗綾(さあや)が、11月27日(月)発売『週刊プレイボーイ50号』に登場。共に30歳を迎えた今、その軌跡を語り合う!

【写真】小池里奈と紗綾の撮り下ろしグラビア

* * *

■10代の頃はずっと海外ロケばかりです

――そもそもおふたりに面識はあるんですか?

紗綾 テレビの番組で何度か共演しています。最初会ったのは10年くらい前かな。すぐ打ち解けたし、「初めまして!」って感じはしなかったですね。

小池 昔からお互いの活動を見ていたからかな。今でも初めて紗綾ちゃんのグラビアを見たときのことを覚えてるよ。同じ年でこんな完璧なルックスのコがいるんだ!って驚いたもの。

紗綾 私もそうだよ。里奈ちゃんのグラビアはいつもかわいくて健康的でしょ。すてきだなぁって思いながら見ていたよ。

――おふたりが芸能活動を始めた2000年代初頭はジュニアアイドル全盛期。当時からおふたりは、それぞれグラビアデビューを果たしていますが、最初はどんなきっかけだったんですか?

紗綾 ダンスボーカルユニットとしてのデビューが決まって、みんなでバリ島ロケに行ったんです。MV撮影かと思っていたら、ホテルの部屋にはビキニがズラリと並んでいて、まさかのDVD&写真集撮影でした(笑)。ものすごく抵抗がありました。

『週刊プレイボーイ』に水着グラビアで登場した小池里奈
『週刊プレイボーイ』に水着グラビアで登場した小池里奈

小池 私は事務所に入って最初の仕事が普通にDVDの撮影でした。事前に見た参考映像がかわいかったので、なんの抵抗もなかったです。現場でも衣装は競泳水着のように露出が少ないものだけだったし、水泳や一輪車とかで遊んでいる姿を撮ってもらうだけだったから、楽しかった思い出しかないですね。

紗綾 うらやましい! 私は最初の経験がトラウマになって、高校くらいまでグラビア撮影は苦手だったよ。特に(胸の)谷間を見せるのがイヤで。ポージングでどうやって胸を隠すか、いつも考えてた気がする。

小池 わかる! 恥ずかしいもんね。私も胸の膨らみを見せるのはイヤで、衣装も谷間が見えないものを選んでいました。でも年を重ねるにつれ、胸の膨らみが欲しくなって盛ってもらうようになったけど(笑)。

――小池さんはグラビアを苦手だと思った時期はなかったんですか?

小池 10代半ばの頃ですね。廃墟とか変わったシチュエーションでの撮影が続き一時期、イヤになりました。グラビアって「なぜ、そんな所で水着に?」って撮影があるじゃないですか。それがダメで。普段、絶対に着ないような衣装にも抵抗がありました。特に白いレオタード水着は敵でしたね(笑)。

紗綾 私も人通りの多い場所でビキニ姿とかあったけど、悪目立ちしちゃうからイヤだったな。幼い頃は真っすぐだから、「ま、いいか」って、自分を納得させられないんですよね。とはいえ10代の頃はずっと海外ロケばかりでしたし、楽しいことのほうが多かったです!

小池 私も南の島には何度も行きました。特に夏休みになるとずっと向こうに行ったきり。いろんな媒体が交互にやって来て、延々と撮影が続くみたいな感じでした。

紗綾 1、2週間とかざらだったよね。海外ロケは夏休みの時期が多かったから、よくスタッフさんに宿題を教えてもらいました。おかげで安心して2学期を迎えられた記憶があります(笑)。

■20歳でグラビアが面白くなりました

――おふたりとも20歳を過ぎると、大人っぽいグラビアを撮るようになりましたよね。衣装にランジェリーが交ざったり、メイクを強くしたり。それに対してはどんな気持ちでしたか?

小池 私はすんなり臨めました。その頃になるとグラビア撮影ではどこか演じてる部分があったので、アリかなって。ただ小さい頃からお付き合いのあるカメラマンさんが相手だとすごく照れましたけど(笑)。

紗綾 私も問題なかったです。その頃になるとグラビア=アートや表現としてとらえるようになってきて、大人っぽさがどうより美術館を巡って次の作品に生かしたいなぁって考えるようになりました。

――紗綾さんは、小さい頃から表情が大人っぽいといわれてましたよね。

紗綾 そうなんですよね。幼い頃は単に水着が着たくなくてそんな表情になっていたんだと思います。大人っぽさを意識してたわけじゃなかったんです。

――そうだったんですね(笑)。

小池 私自身は20歳を超えてからグラビアがより面白くなりました。ベッドルームでしっとりした姿を見せたり、仄暗(ほのぐら)い部屋で、物憂げな表情を浮かべたり。いろんな自分を見せられるのがひたすら楽しかったです。

紗綾 私はデビュー10周年を記念して写真集を出したんですけど、コンセプトや内容は自分から提案させてもらったんです。しっかりとした作品を残したいと思って。その頃にはグラビアは自分の中でとても大切なものになっていました。

『週刊プレイボーイ』に水着グラビアで登場した紗綾
『週刊プレイボーイ』に水着グラビアで登場した紗綾

――これまで活動してきて、自分が大人になったなと実感したのはいつ頃ですか?

紗綾 現場に年下のスタッフさんが来るようになったときかなぁ。ずっと最年少だったから「もう、そんな年なんだな」と軽くショックでしたよ。

小池 私は自分より年下のファンができたときですね。大学生の頃、イベントに高校生が来てくれたんですけど、年上のファンだけだったから驚いちゃって。どうしていいかわからずしどろもどろになりました(笑)。

紗綾 私はすごくうれしかったです。年下のファンが来てくれると、弟がいるせいかお姉ちゃんモードが発動しちゃいますね。

――おふたりは今年30歳になりました。この先どんなふうに年を重ねていきたいですか?

紗綾 ずっと「職業=母ちゃん」になりたかったんです(笑)。で、昨年子供を授かり、母ちゃんになれたので、今後は子育て関連とか、女性に寄り添える活動を多方面からしていきたいです。でも芸能のお仕事も続けていくつもりですよ。

小池 立派だなぁ(笑)。私は自然体でかわいいおばさんになりたいです。20歳のときは背伸びして大人を意識していたんですけど、30歳となった今は肩の力を抜き、ありのままの自分を見せていきたいなって。私もグラビアは続けたいです。

紗綾 それにしても里奈ちゃんは本当に変わらないよね。見た目も存在感もキラキラしている。

小池 それは紗綾ちゃんもそうでしょ(笑)。お互い変わらないってよく言われるけど、それがここまで続けてこられた自分たちの強みなのかなって。この先も突き進んでいきたいですね。

スタイリング/伊井田礼子(小池里奈) ヘア&メイク/萩村千紗子(小池里奈

スタイリング/木村美希子(紗綾) ヘア&メイク/YOSHi.T(紗綾)

小池里奈(こいけ・りな) 
1993年9月3日生まれ 栃木県出身 身長156㎝ 
◯2004年にドラマ『美少女戦士セーラームーン』(TBS)でセーラールナ役としてデビュー。とちぎ未来大使、小山評定ふるさと大使を務める。オフィシャルファンクラブ「こいけふぁみりー」も会員募集中! 
公式X(旧Twitter)【@KoikeRina0903】 
公式Instagram【@koike_rina_93】 

小池里奈デジタル写真集『守りたい。』 撮影/東 京祐 価格/1100円(税込)
小池里奈デジタル写真集『守りたい。』 撮影/東 京祐 価格/1100円(税込)

●紗綾(さあや) 
1993年11月15日生まれ 福岡県出身 
血液型=A型 身長151㎝ 
○2005年、芸能界デビュー。以降、タレント、女優として幅広く活動。北九州市特命観光大使。現在は芸能だけでなく、起業家としてプロデュース業なども行なっている。
公式X(旧Twitter)【@SaayaOfficial】 
公式Instagram【@saaya_official_】 

紗綾デジタル写真集『こころはいつも少女のように』 撮影/松岡一哲 価格/1100円(税込)
紗綾デジタル写真集『こころはいつも少女のように』 撮影/松岡一哲 価格/1100円(税込)

取材・文/大野智己 撮影/松岡一哲(紗綾) 東 京祐(小池里奈

『週刊プレイボーイ』に水着グラビアで登場した小池里奈と紗綾