11月26日放送の日本テレビ特番『誰も知らない明石家さんま 第9弾』内のドラマ『笑いに魂を売った男たち』で“明石家さんま役”を演じる岩田剛典。俳優としても目覚ましい活躍を見せている岩田だが、これまでにコメディ作品にも何回か出演しており、演技の幅を広げている。本記事では、そんな岩田の活躍を振り返りつつ、コミカルな役柄との親和性にも触れたい。

【関連】岩田剛典朝ドラ虎に翼』出演決定でファン歓喜!俳優としてのさらなる活躍に期待

三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEとEXILEでパフォーマーを務め、ソロでも音楽活動を行いながら、俳優としても活躍する岩田。今年は夫婦のセックスレスをテーマにしたドラマ『あなたがしてくれなくても』(フジテレビ系)では、妻との関係性に苦悩し、やがて職場の部下と禁断の恋に落ちていく新名誠役を好演。どこか切なさを纏った演技が話題を呼んだほか、今後は2024年度前期のNHK連続テレビ小説虎に翼』に出演することも発表されており、1人の俳優として存在感を増している。

『あなたがしてくれなくても』に加え、これまでドラマ『プロミス・シンデレラ』(TBS系/2021年)やNetflixシリーズ『金魚妻』(2022年)といった恋愛を主題とした作品でもファンの心を掴んできた岩田だが、2020年には、映画『新解釈・三國志』でコメディ初挑戦ながらも“鼻につく自称イケメン将軍”趙雲役を演じて話題を呼ぶなど、コミカルな演技にも挑戦している。映画『ウェディング・ハイ』(2022年)では、花嫁を奪うため結婚式にやって来た元カレを体当たりで演じ、「どんな役でもこなしちゃう岩田剛典ホント好きだわ」「振り切った演技に拍手」「金魚妻のがんちゃんとウェディング・ハイのがんちゃん全く別人すぎて」と反響を呼んだ。こうした演技の幅広さも、彼の俳優としての魅力の1つと言えそうだ。

そんな岩田が今回出演するのが、『誰も知らない明石家さんま 第9弾』内のスペシャルドラマ『笑いに魂を売った男たち』だ。さんまの半生を事実に基づいて描く本作で、岩田は“明石家さんま役”を演じる。昨年は萩本欽一さんまが初共演した“伝説の一夜”がドラマ化されたが、今年はビートたけし本人のインタビューをもとにした、2人の知られざる友情物語が描かれる。過去にテレビ番組の中で“出会った中で1番驚いた芸能人は誰か?”といった質問にさんまの名前を挙げ、楽屋挨拶をした際の心境として「今見てる光景が全部テレビなんじゃないかって思った感覚」と回想していた岩田は、今作への出演にあたって、「まさか自分がさんまさんを演じる日が来るとは思わなかったです」と、予想外の起用だったと語っている。

また、岩田は“自分なりにさんまへのリスペクトを込めた”とも語っており、放送に先駆けて公開された場面写真やビートたけし役の香取慎吾との2ショットでは、全身タイツに身を包んだ、芸人さながらのコミカルな姿を披露している。SNSでも「明石家さんまさん役に選ばれるなんてホントにスゴい」「がんちゃんのさんまさん役びっくり!!」「期待しかない」と話題を呼んだ本作で、岩田が見せる新境地に期待が高まる。

岩田剛典、明石家さんま役に挑戦!コメディ作品でも披露してきた“振り切った演技”に期待