広末涼子・木村拓哉

放送作家・鈴木おさむ氏が、佐々木宣行氏のYouTubeチャンネル『佐久間宣行のNOBROCK TV』に出演。女優・広末涼子も困惑した、木村拓哉にまつわる“無茶ぶり”について語った。

 

■SMAPにまつわる裏話

動画では、来年3月をもって放送作家を引退する鈴木氏が、これまでに目撃してきた芸能界の“伝説の瞬間”についてランキング形式で激白。前編では、「ももいろクローバーZ」の誕生の裏側などについて語っていた。

後編の今回は、ランキングの5位から1位までを発表。長年SMAPの番組を手がけてきた鈴木氏ならではの裏話も飛び出した。

 

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■罰ゲームで「熱湯風呂」

その中で、鈴木氏が4位として挙げたのが、2015年まで日本テレビ系で放送されていた年末特番『さんま&SMAP!美女と野獣のクリスマススペシャル』でのエピソード。同番組は、明石家さんまとSMAPのメンバーが、豪華なゲスト陣とテーマに沿ったトークやさまざまな企画に挑戦する人気の番組だった。

2009年の放送回では「都市伝説」をテーマに、さんまやSMAPのメンバーにまつわる“都市伝説”を本人にぶつけて真相を聞き出すという企画を実施。

鈴木氏は「それで成立していると思った」というが、同番組の総合演出の髙橋利之氏は「最後まで見るモチベーションがほしい」と考え、「一番ダメだったヤツが熱湯風呂に入る」という罰ゲームを設定した。

 

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■広末も思わず「えっ!?」

鈴木氏は「(この罰ゲームで)一番見たいのは木村拓哉。でも絶対に、本人も『俺はねえだろ』って当然思ってた。でもトシさん(髙橋氏)の中では『木村拓哉を熱湯に入れるしかない』と思ってた」と振り返る。

ところが木村の話は大盛り上がりとなり、「最終的には審査員長の広末涼子さんが(罰ゲームを受けるメンバーを)選んだという設定になるんですよ。で、トシさんが『木村拓哉だ』って」と、広末に木村を選ぶよう指示。

「広末さんも『えっ!?』みたいな感じになって…。でも言うしかない。『木村さんです』って言ったら、客席も『えーっ!』って。メンバーはトシさんの勇気にニヤニヤ。さんまさんもニヤッとしてるんですよ」と、全員が即座に髙橋氏の意図を理解したという。

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■木村の体が真っ赤に…「悪魔ですよ、あの人は」

木村も驚いていたものの、スタジオでの“生着替え”で水着姿になって熱湯へ。熱湯風呂といっても、実際にはタレントへの配慮であまり湯を熱くしていないこともあるが、「(木村が)『熱っちー!』って、16秒ぐらい経って外へ出て。あのときの体を見てもらうと分かるんですけど、熱湯風呂って本当に熱いかどうかは体を見れば分かる。(木村は)真っ赤なんですよ。トシさん、(本当に湯を)熱くしてるんです」と苦笑い。

「すごいのが、最終的にそこの毎分(世帯視聴率)が30%を超えてたんです。その(熱湯風呂の)瞬間ガコーンって上がって」と明かし、「僕が総合演出だったら、絶対にあそこ木村拓哉って言えてないですよ。(髙橋氏は)悪魔ですよ、あの人は」と笑わせていた。

 

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■「SMAPは偉大」「ほんとのスター」

鈴木氏の明かしたエピソードに、ユーザーからは「熱湯風呂をやり切った木村拓哉すごいな」「木村拓哉を熱湯風呂に入れるのすごすぎる」「豪華すぎるエピソード」と驚く声が。

また、「SMAPってやっぱりすごい…あのときテレビをめちゃくちゃ楽しみにしてたなぁ」「この時代のテレビとともに多感な時期を過ごせてめちゃめちゃラッキーだったし幸せだったな」「SMAPはマジですごいな…ほんとのスターって感じ」「やっぱりSMAPは偉大」と改めて思いを馳せる人も。

さらに、「シンプルに放送作家ってすげえんだな」「テレビの一時代を築いたテレビマンの話は面白すぎる」「SMAPもSMAP以外もまだまだ聞きたい話がいっぱい」という意見も見受けられた。

■広末も驚いた“無茶ぶり”

広末涼子も困惑したテレビ裏での“無茶ぶり” 木村拓哉を熱湯風呂にいれた悪魔的人物の存在