本日、シャープHuaweiは、4G及び5Gを含むセルラー通信規格必須特許を対象とする長期にわたるグローバルな特許クロスライセンス契約の締結を発表しました。

シャープ株式会社 常務執行役員 CTO 兼 R&D担当の種谷元隆は、「Huaweiと公正、合理的かつ非差別な条件で、グローバルな特許クロスライセンス契約の締結に至ったことを嬉しく思います。今回の契約は、両社が双方の知的財産の価値の高さを尊重した結果です。」と述べました。

また、Huaweiの知的財産部門責任者であるAlan Fan氏は、「友好的な協議を通じてシャープと新たな契約に至ったことを嬉しく思います。」と述べました。

「このライセンスは、規格の標準化に貢献した2社が双方の知的財産を認め合ったことを意味するものであり、標準化における協力を促進するものです。 我々は、日本や世界の仲間とともに標準規格を発展させることに取り組んできており、これからも継続していきます。先進的な技術の標準化は、ユーザー体験を向上させ、競争を促進し、デバイスとサービスのコストを削減するものです。」とFan氏は付け加えました。

シャープについて

業界の先駆けとなる新しいモバイル機器を提供し続けるとともに、20年以上にわたり、W-CDMA(※1)やLTELTE-Advanced、5Gなどの無線通信技術やネットワークに関する研究開発、および特許出願を積極的に進めてまいりました。その結果、W-CDMALTELTE-Advanced、および5G規格に関する6,000件以上の必須特許を保有するに至っています。今後も5Gなど無線通信技術やネットワークに関する基幹技術の研究開発を通じて、事業ビジョン「8K+5GとAIoTで世界を変える」の実現に取り組んでまいります。

※1 Wideband Code Division Multiple Accessの略。第3世代の移動通信システム技術であり、その後、第4世代のLTELong Term Evolution)、第5世代の5Gへと発展しています。

※ ニュースリリースに記載されている内容は、報道発表日時点の情報です。

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【ニュースリリース全文】

https://corporate.jp.sharp/news/231127-a.html

配信元企業:シャープ株式会社

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