オプラ・ウィンフリーとのインタビューで、王室内に人種差別発言をする人がいたことを明かしたメーガン妃。チャールズ国王にも直接名指しで、その人物のことを訴えていたことがわかった。

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 メーガン妃とヘンリー王子の伝記本『自由を求めて』の著者として知られるオミッド・スコビーが、今後『Endgame:Inside the Royal Family and the Monarchy’s Fight for Survival(原題)』を出版する。Page Sixによると、その中でメーガン妃が個人的にチャールズ国王に手紙を書き、人種差別発言をした人を2人名指して訴えていたことが綴られているそうだ。

 妃は2021年3月、王室を離脱後初めて受けたオプラのインタビューで、息子アーチー王子出産前に、肌の色を懸念する人がいたことを告白。「息子には称号が与えられないので、警護も提供されないという会話を聞いたのと同時期でした。生まれる息子の肌の色が、どれほど暗いのかと懸念する声がありました」と語り、世間に衝撃を与えた。

 王室には人種差別的なバイアスがあると、メーガン妃がチャールズ国王に進言したことはすでに報じられているが、実際に人種差別発言をした人物が2人もいたことが明らかになったのはこれが初めて。

 スコビーは、この人物が王室メンバーの一員なのか、それともスタッフの一人なのかは明かしていないが、関係者であることは間違いないと認めているそう。また、この2人の実名を認知しているものの、イギリスの法律で明かすことができないとしているという。

 『Endgame: Inside the Royal Family and the Monarchy’s Fight for Survival』は、現地時間11月28日にアメリカで発売される予定。

メーガン妃、チャールズ国王に人種差別発言した王室メンバーを名指しで訴えていた (C)AFLO