現在開催中の2D対戦格闘ゲームストリートファイター6』を使用した日本最高峰の公式チームリーグ戦「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2023(以下、SFL2023)」。11月24日に行われた2nd STAGE 第9節より、【AWAY】CYCLOPS athlete gaming OSAKA(以下、CAG) VS DetonatioN FocusMe(以下、DFM)【HOME】の対戦結果が発表された。

【写真】CAG VS DFMの対戦結果を画像でチェック

■先鋒戦:フェンリっち選手(JP/操作タイプ:クラシック) vs ふ~ど選手(ディージェイ/操作タイプ:クラシック

 第1BATTLEは、第1ROUNDをPERFECT KOで勝ち取ったフェンリっち選手が、勢いそのまま圧倒的なスピードで勝利を挙げた。相手にほぼ何もさせない立ち回りを見せたフェンリっち選手がこのまま優勢に試合を進めるかと思われたが、ここで簡単に負けないのがふ~ど選手。ドライブラッシュを仕掛けてくる相手に対して、数々の読み勝ちを見せや易々と崩されない堅い守りを見せた。さらには「ファンキースライサー」と「ジャックナイフマキシマム」で相手を翻弄し自分に流れを手繰り寄せたふ~ど選手が、見事に逆転勝利で先鋒戦を勝ち切った。

■中堅戦:かずのこ選手(キャミィ/操作タイプ:クラシック) vs 板橋ザンギエフ選手(マリーザ/操作タイプ:モダン

 2nd STAGE全勝中のかずのこ選手に対して、板橋ザンギエフ選手がモダンタイプのマリーザで挑む形となった中堅戦。かずのこ選手の得意とする空中からの攻めに対して「グラディウス」での対空で待ち受ける、見事な対応を見せる板橋ザンギエフ選手が徐々にペースを掴んでいく。かずのこ選手をジリジリと画面端に追い詰め、ドライブゲージを削っていく。マリーザの高い攻撃力を活かし、ガンガン攻め込む板橋ザンギエフ選手が、最後は渾身のスーパーアーツLv3「アポロウーサ」を決めて勝利を掴んだ。

■大将戦:GO1選手(春麗/操作タイプ:クラシック) vs 竹内ジョン選手(ラシード/操作タイプ:クラシック

 序盤戦は、竹内ジョン選手の攻撃をことごとく防ぎ、一切チャンスを与えないような堅い守りを見せたGO1選手が第1、第2BATTLEを勝ち取り一気にリーチをかけた。苦しい展開が続いた竹内ジョン選手だったが、インターバルを挟んだ第3BATTLEから流れは一変、徐々に自分に流れを手繰り寄せ始める。スーパーアーツLv2「イウサール」を起点に、GO1選手の堅い守りをこじ開けて、2BATTLEを取り返すことに成功。試合をフルセットフルラウンドまで持ち込む形となった。最後は画面端のGO1選手を、激しい嵐のように攻め立て、一気に崩し切った竹内ジョン選手が、チームをプレイオフへと導く大きな一勝を手に入れた。

 フェンリっち選手、かずのこ選手、GO1選手とも健闘したが、最終節を前にポイントゲットならずという、あまりに痛すぎる結果となってしまった。次節で魚群を相手に40ポイント獲得できればプレイオフに進出できるため、最後の最後まで目が離せない。

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