日本維新の会馬場伸幸代表(58歳)が、11月26日に放送されたニュース番組「ABEMA的ニュースショー」(ABEMA)に出演。大阪・関西万博で物議を醸している木造の“350億円リング”について「世界中から注目を集めている」と強調した。

番組にはこの日、番組MCを務める千原ジュニアをはじめとする出演者たちと、大阪・関西万博について意見を交わすことに。その中で、物議を醸している350億円の木造リングについて、馬場代表は「建築物としては“世界最大の木造建築”となり、世界中から注目を集めている」と強調した上で、「万博の跡地を利活用する必要があるので、木造リングをそのまま残すことができないが、建材を未来に残すためのアイデアを今後募っていく」と話した。

番組MCの千原ジュニアが「リングの上は歩道なんですか?」と問いかけると、馬場代表は「約2キロの回廊になっている。3分の1は海の上に建てられるので、ロケーションはすごく良い。みなさんへもこれからロケ仕事がいっぱい来ると思う」と太鼓判を押した。

さらにジュニアが「開催まであと500日ですけど、建設は間に合うんですか?」と切り込むと、馬場代表は「私が前回の大阪万博に行った時には、工事中のパビリオンがあった。様々な民族性があるので、『閉幕するまでに完成させたらええんやろ』という国も実際ある。そんな中でも現場のプロたちが工期を調整しているから、間に合うと思う」とコメント。

この話を受けて、ジュニアは「日本のようにクリスマスツリー12月26日にはきちんと片付けている国は少ない。海外では、お正月の時期でもまだ出している国もある」と国によって納期の意識が異なることに納得した。