画像はイメージ

通勤や通学でよく利用している電車でも、いつも穏やかに乗車できるとは限らない。さまざまな人が乗る以上、痴漢を含めた乗客同士のトラブルに巻き込まれてしまうことがある。今回、キャリコネニュース読者から寄せられた変わった電車内でのトラブルについて詳しく紹介する。(文:林加奈)

「しっかり舌に指の感覚も残りました」

30代前半の女性(京都府/医療・福祉・介護/年収600万円)は、高校のとき片道2時間半かけて電車通学していたという。その日はテスト期間中で昼の時間帯に乗車。車内が空いていたため、座っていたという。最寄り駅の1つ手前の駅で電車が停車する直前に、左から太めの男の人が歩いてきた。女性はそのとき眠かったというが起きており、正面を向いていた。男は通り過ぎるだろうと思っていたら、

「口の中に指を突っ込まれてそのまま電車を降りていきました。しっかり舌に指の感覚も残りましたし、その際に窓に後頭部をぶつかるくらいの勢いで突っ込まれました」

女性はあまりにも突然の出来事に呆然として追いかけることもできなかったという。一瞬の出来事ゆえ、体が固まってしまうのも無理はない。女性の口に指を突っ込んだその男は、そのまま電車を降りて行ったという。そのとき車内には、女性の隣に間隔を空けて1人、向かいにも2、3人が座っており、15人程度はいたそうだが……。

「後から怖くて震えました。周りの数人は見てたと思いますし、彼らも驚いていました。ただ心配そうな視線を感じるのみでしたが。駅員に報告することも考えず、ショックのまま帰宅しました」

女性は翌日、友人にひとしきりネタとして話すことで忘れるようにしたそうだ。

「正直、電車は変な人が多いので、大人になった今でも警戒してますし、目を合わせたりして余計な関心を引かないようにしています」

と、この出来事をきっかけに警戒心がより一層強まったことも綴っていた。

キャリコネニュースでは「電車で遭遇したトラブル・ハプニング」をテーマにアンケートを行っています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/YF2GXC57

気持ち悪すぎる…高校時代、電車で座ってたら「口の中に指を突っ込まれて…」 恐怖で震えた女性の回想