日東電化工業株式会社(本社:群馬県高崎市、代表取締役:茂田 亮平)は、2023年10月13日(金)に新会社「株式会社OSAJI(本社:群馬県高崎市、代表取締役:茂田 正和)」を設立し、2023年11月29日(水)付けでヘルスケア事業部よりOSAJI事業を吸収分割いたします。
また、丸紅株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:柿木真澄)及びぐんま地域共創パートナーズ株式会社(本社:群馬県前橋市、代表取締役:鏡山英男)(以下、GRASP)が無限責任組合員として運営管理するぐんま地域共創2号投資事業有限責任組合との資本提携契約を締結いたしました。

  • OSAJI

江戸時代、大名や将軍に仕える医師を、匙を使って薬を調合するすがたになぞらえ「お匙(おさじ)」と呼びました。皮膚が体の免疫を司る重要な器官と考えられる今、スキンケアの役割は美容のためだけのものにとどまりません。オサジは健やかで美しい皮膚を保つためのライフスタイルをデザインする、現代の「お匙」でありたいと考えます。
皮膚の構造や機能、そして、皮膚はどのようにして健康と美しさを保つのか。その一つひとつに真摯に向き合い、国産の植物原料や植物由来原料を使用するとともに、アレルギーに対してリスクのある成分は極力入れないようにしています。

フェイシャル、ボディ、ヘア、メイクアップ、フレグランスを取り扱う以外に、ホームフレグランス調香専門店「kako-家香-」、香りや食から心身の調律を目指す、OSAJI、kako、レストラン『enso』による複合ショップを展開しています。

https://osaji.net/

  • 資本提携による狙い

資本提携により、開発生産体制の増強、直営店出店の強化、海外展開を推進し、アジアを代表するブランドへと育て、そこを足がかりとして世界中の人々に親しまれるブランドへと進化させていきます。また、GRASP の持つ地域ネットワークを活用し、地元企業や行政との連携や協調を行うことで、地銀を介した地域産業振興のモデルケースとなることを目指します。

  • 代表取締役 兼 OSAJブランドディレクター 茂田正和よりコメント

2022年にOSAJIは5周年を迎え、ひとつのターニングポイントとして、これからのブランドのあり方をじっくりと考えました。その中でOSAJIとして最も大切にしてきたことは、「人と比較する美容から脱却し、一人ひとりの個性に寄り添って、真に前向きな精神に導く」ということであり、それは拡大の範囲を意図して決めるものではなく、求めてくださる方々がいる限り、届けるべきテーマであるという思いに至りました。

時を同じくして、丸紅様から次世代事業として「人に善い」ビジネスを共に創造しようとお声がけいただき、長く協議を重ねる中で、向かう未来について信頼が深まって行きました。併せて、ぐんま地域共創パートナーズ様より、OSAJIの本拠地である群馬県の資源を活用して、化粧品原料の自給率を高めて行きたいという、私たちの考えに共感していただき、群馬県ステークホルダーとの連携を深め、事業を推進していくことを目的として、この資本提携に参画していただくことになりました。そうして、3社でまとめた今回の資本提携の基本理念が下記の3項目です。

1.次の100年続く根源的な価値をもった商品品質・体験をもたらす次世代のブランドを確立する。

2.絶えず日本の本質的なSense of beautyを世界に対して発信するブランドとなる。

3.地域社会はもちろん、社会全体に対して常にポジティブなインパクト、ニュースを発信し、関わる人間が誇りを持てる”人に善い”ビジネスを追求する。

単に経済成長を求めるものではなく、人を良く、社会を良くする事業活動を充実させることの先に、ブランドの成長があることを3社で合意し、より本質的なブランドとして多くの方に喜んでいただける確信に至ったため、今回の資本提携を決意しました。

■茂田正和

音楽業界での技術職を経て、2002年より化粧品開発者の道へ。

皮膚科学研究者であった叔父に師事し、敏感肌でも安心して使える化粧品づくりを追究する中で、感性を育む五感からのアプローチの重要性を実感。

2017年、スキンケアライフスタイルブランド『OSAJI』を創立しディレクターに就任。2021年にOSAJI店舗に併設のホームフレグランス調香専門店「kako-家香-」(東京・蔵前)が好評を博し、2022年には香りや食から心身の調律を目指す、OSAJI、kako、レストラン『enso』による複合ショップ(鎌倉・小町通り)をプロデュース。2023年は、日東電化工業の技術を活かした器ブランド『HEGE』と、HEGEで旬の食材や粥をサーブするレストラン『HENGEN』(東京・北上野)を手がけた。著書『42歳になったらやめる美容、はじめる美容』(宝島社)。

  • 丸紅株式会社

1858年創業。国内外131拠点、グループ従業員数約46,000名。

丸紅及び連結子会社は、国内外のネットワークを通じて、ライフスタイル、情報ソリューション、食料、アグリ事業、フォレストプロダクツ、化学品、金属、エネルギー、電力、インフラプロジェクト、航空・船舶、金融・リース・不動産、建機・産機・モビリティ、次世代事業開発、次世代コーポレートディベロップメント、その他の広範な分野において、輸出入(外国間取引を含む)及び国内取引の他、各種サービス業務、内外事業投資や資源開発等の事業活動を多角的に展開している。

https://www.marubeni.com/jp/

  • ぐんま地域共創パートナーズ

2020年設立。ぐんま地域共創パートナーズ株式会社/Gunma Regional Advanced Solution Partner (GRASP) より良い地域社会を事業者と共に創っていくパートナーが社名の由来。

「人びとと共に、地域社会を創る」を企業コンセプトに、また「地域社会の発展を常に考え行動すること」を事業の理念とし、事業を通じて持続可能な地域(社会、経済、人材)の発展、好循環の自走に資する活動を行なっている。

https://www.g-rasp.co.jp/

  • 株式会社OSAJI

2023年10月設立。

2002年から化粧品開発を手がけていた茂田正和が、2004年に日東電化工業ヘルスケア事業部を創設し、その一つとして「OSAJI」がスタート。

日東電化工業は、金属が錆びてしまわないように表面に加工を施す“金属表面処理加工業”として1959年に創業。主軸となる金属表面処理加工は金属イオン=ミネラルを活用する技術で、創業以来その「ミネラル」に向き合い、金属金属表面処理加工のみならず人々のクオリティ・オブ・ライフの向上を叶えるための活用も追究し続けてきました。

肌に対するミネラルの有効性の研究や、皮膚の構造や巧妙なメカニズムに関する研究を重ね、2017年に皮膚科学をベースにした健やかで美しい皮膚を保つためのスキンケアライフスタイルを提案する敏感肌ブランドブランド「OSAJI」誕生しました。

2021年に、ホームフレグランス調香専門店「kako-家香-」(東京・蔵前)

2022年には香りや食から心身の調律を目指す、OSAJI、kako、レストラン『enso』による複合ショップ(鎌倉・小町通り)を展開しています。

https://osaji.net/

配信元企業:株式会社OSAJI

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