永野芽郁と高橋文哉が、映画「からかい上手の高木さん」(2024年5月31日[金]全国公開)で初共演することがわかり、永野と高橋のほか、監督、原作者からコメントが届いた。

【写真】「お誕生日おめでとう」のタスキをかけておちょぼ口をする永野芽郁

永野芽郁と高橋文哉で、原作の10年後を描く映画「からかい上手の高木さん

本作は、シリーズ累計発行部数1200万部を突破する山本崇一朗氏の同名コミックスが原作。隣の席になった女の子・高木さんに何かとからかわれる男の子・西片。どうにか高木さんにからかい返そうと策を練るもいつも見透かされてしまい失敗。そんな二人のからかいをめぐる日常を描くストーリーで、これまでTVアニメ化、アニメ映画化、ドラマ実写化が発表されている。

永野が高木さん、高橋が西片を演じ実写映画化される本作は、原作の中学生時代から10年後を描く、オリジナルストーリー。高木さんが教育実習生として帰ってきた母校で、西片は体育教師になっている。

監督は「愛がなんだ」(2019年)、「街の上で」(2021年)、「ちひろさん」(2023年)、「アンダーカレント」(2023年)など恋愛映画を数々手掛ける今泉力哉氏で、撮影は“高木さんの聖地”として親しまれている香川県小豆島で全編行われたとのことだ。

永野芽郁コメント「私たちもからかい・からかわれるっていう関係性が出来た(笑)」

お話をいただく前からいち視聴者として原作やアニメを拝見していたので、「からかい上手の高木さん」の世界に入ることができてとてもうれしいです。小豆島には島の至る所に高木さんが描かれていて、作品への愛を感じながらのびのびと楽しく演じさせていただきました

高橋さんとは初共演で、すごく真摯に西片という役と作品に向き合われる方だな、という印象だったんですが、段々と役の仲の良さも深まっていく毎に、私たちも高木さんと西片のようにからかい・からかわれるっていう関係性が出来てきて(笑)。ちょっとどこかで姉弟っぽさもありながら過ごせた気がします。

自然豊かで穏やかな小豆島で全編撮影できたことによって、きっとスクリーンの中にも穏やかで温かく、観ていて心地の良い映画が出来るのではないかなと思いますので、映画の公開を楽しみにしていただけたらうれしいです。

■高橋文哉コメント「聖地である小豆島で撮影に凄くワクワクしました」

以前から原作を存じ上げていたので、お話をいただいたときはすごくうれしかったですし、西片を演じることができてとても光栄です。これまであまりからかわれてこなかったのですが、撮影の期間を通して永野さんにからかわれながら、変な居心地の悪さみたいなものが心地よくて、西片と通ずるものがあるなと感じています(笑)。

原作の10年後を演じさせていただいているのですが、シーンひとつひとつに二人の関係性やキャラクターなど素敵なところが詰まっていて、皆さまのご期待を裏切らない作品になっていると思います。

僕自身、聖地である小豆島で撮影させていただけることにすごくワクワクしましたし、撮影している中で実際に原作に描かれている場所や、島の雰囲気に触れられる瞬間が常にあるので、すごく感動しました。公開までぜひ楽しみに待っていただけたらなと思います。

■監督・今泉力哉氏コメント「恥ずかしい話ですけど、自分で見て泣いちゃいました」

永野芽郁さんと高橋文哉さん。これ以上ないキャストとともに、夏の小豆島の美しい景色の中(めちゃくちゃ暑かったけど!)、「からかい上手の高木さん」を映画化できたこと、とてもうれしく思っています。

永野さんはとにかく明るくて素直で場が華やぐ方。高橋さんはまっすぐで本当にいい方。そしてふたりとも芝居に関してとても真面目で、実は不器用で、似たところもあって。高木さんの、朗らかさとその中にある照れや本音の部分。西片の、実はあなたがヒロインなのですか、というかわいらしさ。ふたりが演じることでしか生まれなかった空気をいっぱい取り込んだ映画がまもなく完成します。

自分の恋愛を思い出したり、照らし合わせたりしながら見てもらえたらしあわせです。恥ずかしい話ですけど、自分で見て泣いちゃいました。お楽しみに。

■原作者・山本崇一朗氏コメント「皆さんと一緒にワクワクしながら待ちたい」

実写映画になること、漫画ともアニメともまた違った「高木さん」を観られること、驚きであると同時に非常にうれしく感じております。

永野さん、高橋さんをはじめとする出演者の皆さん、そして今泉監督をはじめとする制作陣の皆さんが、小豆島ののんびり美しい風景の中で創り出してくれる“画”がどのようなものになるのか、皆さんと一緒にワクワクしながら待ちたいと思います。公開が今から本当に楽しみです。

永野芽郁と高橋文哉が映画「からかい上手の高木さん」で初共演/(C)2024 映画『からかい上手の高木さん』製作委員会 (C)山本崇一朗/小学館