パリ・サンジェルマンを率いるルイス・エンリケ監督が、ニューカッスルに称賛を送った。27日、イギリス紙『デイリー・メール』が同監督のコメントを伝えている。

 現在、チャンピオンズリーグ(CL)グループFで勝ち点「6」の2位につけるPSGドルトムントミランニューカッスルが所属する同グループは、首位・ドルトムントから4位・ニューカッスルまでの勝ち点差が、わずか「4」となっており、“死の組”と呼ばれた前評判通りの大混戦に突入している。

 そんななか、前回対戦時に1-4で大敗を喫したニューカッスルとのリベンジマッチに臨むエンリケ監督は、「この前のチェルシー戦(25日)を見たが、本当に信じられないフィジカルだった。6人の選手が激しくプレッシャーをかけていて、同時に8人の相手選手にプレッシャーをかけることができる」と述べながら守備強度を絶賛。「彼らのゲームにおける激しさとプレッシャーは、私たちが準備しなければならないものだ」とニューカッスルに強い警戒を示した。

 また、勝利すれば他会場の結果次第で決勝トーナメント進出が決まる状況については、「ご覧の通りランキングは非常に僅差である」と勝ち点が拮抗していると強調。「確かに今はどの試合も非常に重要で、すでにノックアウト方式だ。明日の夜の結果次第では、すでに2チームがトーナメントの出場権を獲得しているかもしれない」と口にしつつ、「私のチームは準備ができていて、ピッチで競争力を発揮する用意ができている。それはシーズン全体を通して私たちが証明してきたことだ」と自信をのぞかせている。

ニューカッスルを絶賛したエンリケ監督 [写真]=Getty Images