快適なライフスタイルの提案を進める豊島株式会社(本社:名古屋市中区、代表取締役社長:豊島半七)は、日本国内で廃棄された衣料品を国内で再循環させることを目指すプロジェクト「WAMEGURI(ワメグリ)」を展開しています。本プロジェクトの下、2022年10月に開催された「ルノーカングージャンボリー2022」で来場者から回収した衣類が素材の一部となったトートバッグが、2023年10月15日(日)に開催された「ルノーカングージャンボリー2023」の公式アイテムとして販売されました。

 

 日本国内のアパレル供給量は年間35億枚といわれており、消費者が手放した後にリサイクルやリユース(海外輸出を含む)にあてられる服は全体のうち34%となっています。残りの66%はゴミとして処分され、埋め立てられています*。 豊島では、日本で供給されるアパレル製品の2~3%にあたる量を生産している背景から、処分される衣料66%に対して、自社で責任の一端を担うことができないかと考え、日本国内で廃棄された衣料品を国内で再循環させるプロジェクト「WAMEGURI(ワメグリ)」を2022年1月に始動しました。本プロジェクトでは、日本で衣類を回収し、一部の工程を除いて日本国内の工場で選別・紡績を行い、この工程を経て再製品化したものが日本国内で再循環していくことを目指しています。

環境省サステナブルファッション(https://www.env.go.jp/policy/sustainable_fashion/)

 ルノー・ジャポン株式会社が開催する「カングー ジャンボリー」は、ルノーのハイトワゴン「カングー」のオーナーを中心としたライフスタイルの共有・発信の場となっています。「カングー」オーナーは人生を楽しく創造していくといったマインドを持ち、環境問題への意識も高い方が多い中、サステナビリティな生活を実現する一環として、WAMEGURIの再循環プロジェクトの趣旨に共感いただきました。これはWAMEGURIの衣類回収BOXを2022年10月に開催された「ルノーカングージャンボリー2022」のイベント内に設置していただき、回収した衣料を翌年のイベントまでに再製品化して生まれ変わらせるというものです。

当取り組みにより、2022年イベントで回収された洋服が糸となり、翌年の2023年10月15日に開催された「ルノーカングージャンボリー2023」の公式アイテムのトートバッグに生まれ変わりました。トートバッグの素材の一部にはWAMEGURIプロジェクトの糸が使用され、廃棄されるはずの衣料が再循環されています。

 今後もWAMEGURIは皆さまとの連携を通して廃棄衣料を新しいアイテムに生まれ変わらせ、日本国内で再循環していくことを目指してまいります。

■「WAMEGURI(ワメグリ)」プロジェクトについて

WAMEGURI」プロジェクトは、ペットボトルや、コットンウール・羽毛からなる衣料品など4素材を回収し、

一部の工程を除いて日本国内の工場で選別・紡績を行い、新しいアイテムへ生まれ変わらせるプロジェクトです。この工程を経て再製品化したものが日本国内で再循環していくことを目指しています。

この4素材以外にも、さらに日々の生活から出る不要なものを再循環させる仕組みづくりに皆さまと取り組んでいきます。

【「WAMEGURI」URL】 https://my-will.jp/service/wameguri

ライフスタイル提案商社

■豊島株式会社  https://www.toyoshima.co.jp/

1841年創業。180年を超える実績を礎として、時代の変化に応じて事業領域を拡大。グローバルな原料手配から最終製品の企画・生産管理・納品まで、ファッション産業のサプライチェーンを総合的に担います。また持続可能なライフスタイルを提案する企業として、Society5.0の社会に向かってサステナブル素材や機能的な商品の開発を進めるとともに、テックベンチャーへの投資や提携を通じてインフォメーション・テクノロジーを活用したサービスの提供を進めて参ります。2019年より「MY WILL(マイ・ウィル)」をステートメントとし、当社の姿勢を打ち出しています。

配信元企業:豊島株式会社

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