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欧州COTY 最終候補7台が選出

欧州カー・オブ・ザ・イヤー2024の最終候補が7台に絞り込まれた。電動SUVが4台含まれるなど、大半をEV(電気自動車)が占めている。

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第60回目を迎える欧州カー・オブ・ザ・イヤー(COTY)は、過去1年に欧州市場で発売された新型車の中から最も優秀な1台を選ぶ大会だ。欧州22か国の審査員59名が、対象車28台の中から7台ずつを選び、最多得票の7台が最終選考に残る。

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トヨタC-HRを除く全車種にEVモデルが設定されており、さながら孤軍奮闘の様相を呈している。

現在ノミネートされているのは、トヨタC-HR、BMW 5シリーズ、BYDシール、プジョー3008、ルノー・セニック、ボルボEX30、キアEV9の7台である。

BMW 5シリーズにはEVモデルのi5が、プジョー3008には同じくe-3008が含まれるが、トヨタC-HRのみEVモデルが設定されていない。

第2世代となるC-HRには、プリウスと同様にHEVモデルとPHEVモデルがある。トヨタが直近で欧州COTYを受賞したのは2021年のヤリスだ。

プジョー3008は、2017年に発売された先代の3008が獲得した栄冠を、再び手にしようとしている。

ルノー・セニックは、これまでのMPV(ミニバン)から一転、トレンドの電動SUVとして生まれ変わった。

EX30は、まったく新しいエントリーモデルとしてボルボの新境地を開いた。ボルボが過去に欧州COTYを受賞したのは、2018年のXC40のみである。

BYDが欧州COTYの最終選考に残ったのは今回が初めてで、BMWは受賞経験がない。

キアEV9は7人乗りの大型電動SUVだ。キアは2022年、小型のEV6で欧州COTYを受賞している。

受賞車は2024年2月下旬に発表される予定。

英国の本拠を構えるAUTOCARも、欧州COTYの主要メンバーの一員だ。欧州COTYは1964年から開催されており、2024年は60回目の記念大会となる。


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