キリンホールディングス株式会社(社長 磯崎功典)は、独立系ベンチャーキャピタル大手のグローバル・ブレイン株式会社(社長 百合本安彦)と共同で設立したコーポレートベンチャーキャピタル(以下、CVC)ファンド「KIRIN HEALTH INNOVATION FUND(キリン ヘルス イノベーション ファンド)」を通じて、株式会社ユーフォリア(代表取締役/共同創業者 橋口 寛・宮田 誠、以下、ユーフォリア社)に出資しました。

 ユーフォリア社は、「人とスポーツの出合いを幸福にする」をビジョンに掲げた、スポーツの課題をテクノロジーで解決するスポーツテック企業です。同社は、多くのトップアスリートチームへの支援実績に基づいた健康データベースをコンディション管理に生かし、より幅広い年齢・カテゴリーの支援拡大を目指しています。当社は同社とともに、幅広い人々へスポーツを通じた健康支援の取り組みを探索していきます。

 キリングループは、長期経営構想「キリングループ・ビジョン2027」を策定し、「食から医にわたる領域で価値を創造し、世界のCSV※1先進企業となる」ことを目指しています。その実現に向けて、既存事業の「食領域」(酒類・飲料事業)と「医領域」(医薬事業)に加え、キリングループが長年培ってきた高度な「発酵・バイオ」の技術をベースにして、人々の健康に貢献していく「ヘルスサイエンス領域」(ヘルスサイエンス事業)の立ち上げ・育成を進めています。

※1 Creating Shared Valueの略。お客様や社会と共有できる価値の創造

ユーフォリア社について

ユーフォリア社は主力事業である、スポーツ選手のコンディション※2管理、ケガ予防のためのSaaS型データマネジメントシステム「ONE TAP SPORTS(ワンタップスポーツ)」(https://one-tap.jp)の開発・提供を通してアスリートのコンディションなど、さまざまな情報を「見える化」し、コンディション管理・ピーキング・ケガ予防をサポートしています。本システムは、現在、ラグビー日本代表をはじめ日本代表では26競技、プロチームを中心に国内外で71競技、合計1,700以上のチーム※3に導入されています。

また、スクール運営のDXプラットフォーム「Sgrum(スグラム)」(https://sgrum.com)の開発・提供、さらに、これまでスポーツ界で培ってきたノウハウを生かし、一般企業のビジネス課題の解決を行う「ONE TAP SPORTS for Biz(ワンタップスポーツフォービズ)」(https://eu-phoria.jp/service/wellness)も展開しています。

※2 アスリートがよいコンディションを保ち、試合に合わせてピークパフォーマンスを発揮するために行う一連の活動

※3 2023年9月時点

■CVCファンド「KIRIN HEALTH INNOVATION FUND」について

当社は本CVCファンドを通じて、ヘルスサイエンス関連の先端技術や顧客体験の向上を実現するソリューションなどを対象とした、革新的な技術やビジネスモデルを有する国内外のスタートアップ企業へ投資を行っています。短期的なシナジー創出にこだわらず、中長期的な視点で価値創出が見込めるスタートアップを対象に、スタートアップ企業が持つ新たな発想や技術とキリングループのヘルスサイエンス領域の強みや資源を掛け合わせることで、お客様の生活を豊かにする魅力的な価値を創出していきます。

 キリングループは、自然と人を見つめるものづくりで、「食と健康」の新たなよろこびを広げ、こころ豊かな社会の実現に貢献します。

■企業概要

(1)CVCファンド「KIRIN HEALTH INNOVATION FUND」概要

(2)グローバル・ブレイン株式会社の概要

(3)株式会社ユーフォリアの概要

配信元企業:キリンホールディングス株式会社

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