フジテレビ系列で放送中のアニメONE PIECE』(ワンピース)11月26日(日)には1085話「終幕!ルフィとモモの助の誓い」が放映。この話をもって、長く続いたワノ国編がついに完結へ。神回と反響が寄せられるなか、下野紘さんの見事な泣きの演技がとくに注目を集めました。SNSの感想とともに、話題になった点を振り返ります。

※記事の特性上、内容に触れています。

DVD『ONE PIECE Log Collection“HANANOMIYAKO" 』画像

DVD『ONE PIECE Log Collection“HANANOMIYAKO" 』(エイベックス・ピクチャーズ

幕引きを飾る、下野紘の名演が話題に

長く続いたワノ国編のアニメもついに完結。浪曲師を招いて新録したという本格的な浪曲や、ワノ国編最初のOPテーマ「OVER THE TOP」にのせた演出とともに、光月家復興の物語と海賊たちの旅立ちが描かれました。

感動的なシーンの連続のなかでもとくに注目を集めたのは、やはりルフィたち麦わらの一味モモの助の別れ。

挨拶なしにワノ国を発とうとする一味へ怒り心頭のモモの助でしたが、ルフィたちに会うやいなや堪えきれず涙が。声をあげて子どものように泣きじゃくるモモの助。そして、ルフィたちへの言い尽くせぬ感謝を涙ながらに言葉にするのでした。

そんな溢れ出るかのようなモモの助の想いを見事に表現した下野紘さんの快演が視聴者、原作ファンから大絶賛。

X(旧Twitter)では「もらい泣きしてしまう…」「ご本人がヘタレなんじゃないかと思ってしまうほどヘタレの演技が上手い」「泣き演技の天才」「下野さん適任でした。素晴らしい」といった感想が寄せられています。

また、モモの助の“中身は8歳”であることを見事に表現していた点にも注目が集まっており「折笠さんの演技に寄せててすごい」「泣き方も子どもモモちゃんのまんま……!」「泣き方も喋り方もマンガで読んだモモそのもの」など高評価でした。

ルフィの「弟みたいに思ってる」の言葉も相まって、観ているこちらも涙せずにはいられない別れのシーンとなりました。

三船長は最後まで仲良し(?)同盟解消を惜しむ声

一方でルフィローキッドの海賊同盟もこれにて解消。

海賊らしくさっぱり別れたと思いきや、キッドが正規の港から出港しようとするルフィとローを「普通の海賊」「格下」と挑発し絡んでいきます。もちろんキッドの煽りにまんまとのせられたルフィとローは船の進路を変え、揃って過酷な滝下りへ……。

そんなライバル心を燃やしあう三船長の賑やかなやりとりも、しばらく観られなくなりそう。

「別れちゃうの悲しい」「ローとキッドが当たり前のように出てくる日々は終わりかあ…」と同盟解消を惜しむ声が多くみられました。

心揺さぶる終幕に「神回!」新章エッグヘッド編特別映像にも反響

感情を揺さぶるシーンの連続に「神回!」との声も挙がった今話でしたが、約4年間のワノ国編を振り返っての感想や制作陣への感謝を語るポストも多く寄せられました。

「4年間最高でした」「ワノ国は本当に神回だらけだった」「ついに終わってしまった。感慨深い」「このクオリティを毎週届けてくれたスタッフさんたちに感謝」など、視聴者の心に残る物語となったようです。

そして、放送後には次なる舞台となるエッグヘッド編の特別映像も公開され反響を呼びました。

ワノ国編とは打って変わって、ポップなイメージの麦わらの一味の衣装が好評な様子。一部ファンの間では新キャラの声優予想も行われるなど、さっそく新章に向けて盛り上がっていきそうです。

(執筆:まりも

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