ジジ・ハディッドが数日前、パレスチナ自治区ガザ地区で起こっているイスラエル軍とイスラム組織ハマスの紛争について「この世でイスラエルだけが子どもを戦争捕虜にしている」とSNSに投稿したが、「誤情報だ」という声があがった。このことを受けて、ジジは「事実確認や深く考えずに投稿してまった」と自ら非を認め、謝罪した。

スーパーモデルのジジ・ハディッドが25日、自身のInstagramにイスラエル軍とイスラム組織ハマスの紛争について投稿した。

ジジは、12歳の頃からイスラエル刑務所に捕まっていたというパレスチナ人の男性の写真を添えて、イスラエルをこのように批判したのだ。

「この世界で子どもを戦争捕虜にする国はイスラエルだけよ。パレスチナ人への虐待、レイプ、人身売買、拷問、殺害、それらは2023年10月7日よりももっと前から行われている。」

ジジは父親がパレスチナ人であることもあり、イスラエルを批判した投稿に、ユーザーからは「誤情報だ」といった声が寄せられていた。

「彼女はSNSのテロリストね。反ユダヤ主義を広めるような誤情報を伝えたことで、罰を受けるべき。」
「SNSの利用を禁止した方がいいわ。」
「誰かジジに歴史の本を読んであげて。」

その後、ジジは問題の投稿を削除したが、28日には自身のInstagramで以下のような長文を投稿した。

パレスチナ系の私にとっては、ガザから出てくる悲痛なニュースやイメージにはとても心が痛むし、打ちのめされそうよ。パレスチナの人達が長年、そしてこれからも体験していく辛さについて事実の物語を伝えるのが大事なことと思っていたけど、週末に事実確認も、深く考えもせずに投稿してしまったの。」

「私の投稿の影響力と、それに責任がついてくることも理解しているわ。私も人間だし、間違いだってある。でも、その間違いの責任は自分自身にある。」

なおジジがこの紛争について投稿し、批判を浴びたのは今回が初めてではない。以前にもジジは、イスラエル政府のパレスチナ人への扱いを批判したが、イスラエル政府はInstagramで直接ジジに宛ててこのように返していた。

「この1週間ちゃんと眠れましたか? それともイスラエルの子ども達が自宅で虐殺されているということから目を伏せているのですか? 沈黙を貫いていることから、あなたがどこの味方なのかよく分かりましたよ。」

画像2枚目は『Gigi Hadid 2023年11月28日付Instagram』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Tina)

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